orangeitems’s diary

クラウドで働くインフラエンジニアの日々の感想です(ほぼ毎日更新)。

vSphere Web ClientのFlash版は実質2021年夏まで使える(追記あり)

f:id:orangeitems:20201019123647j:plain

 

vSphere Web ClientのFlash版の件が話題になっているようですが。

 

vhoge.hateblo.jp

今日現在の Flash Player ですが既に Player 側で制限がかけられており、インターネット接続云々関係なく、EOL と同時に Flash は使えなくなる。
vSphere Web Client はインターネットと隔離されたネットワーク環境なので、同じ環境から塩漬け Flash Player 使えば大丈夫だろうと考えていても年明け早々に使えなくなってしまうわけです。。。

結構、↑のようなこと考えている情シス部門は多いのでは…?

 

こちら、違うと思います。

過去、以下の記事をまとめていました。

 

www.orangeitems.com

 

この中にも書きましたが、

 

 Flash Playerに依存する基幹業務アプリケーションを2021年以降に利用する場合には、Adobe社の継続サポートを利用可能。Microsoft Edgeでは、Internet Explorerモードで実行する場合にAdobe Flash Playerをプラグインとして読み込めるようにするという。

 

と、Impressが報じています。

 

>>>

 

さて、このネタ元はどこなんだろうと。

2021年に、Microsoft EdgeでのInternet Explorerモードで、Adobe Flash Playerをプラグインとして読み込めるんだという情報がはっきりすれば、一安心です。

 

下記のページがネタ元でした。

 

blogs.windows.com

Options for continued support for enterprise customers

For enterprises seeking assistance with moving away from Adobe Flash Player or needing continued support for line of business applications that may be dependent on it after 2020, Adobe is providing some support options. For more details, please visit the blog posted by Adobe.

To aid such customers, Microsoft Edge will allow Adobe Flash Player to load as a plug-in via the Internet Explorer mode feature. Inherently, Internet Explorer 11 will also allow this. Once you make the switch from Microsoft provided Adobe Flash Player, it will be treated as any other third-party plug-in and will not receive Customer Support from Microsoft.

 

(日本語訳)

エンタープライズ顧客向けの継続的サポートのオプション

Adobe Flash Player からの移行や、2020 年以降に依存する可能性のある基幹業務アプリケーションの継続的なサポートを必要とする企業向けに、Adobe はいくつかのサポートオプションを提供しています。詳細は、AdobeのBlogをご覧ください。

このようなお客様を支援するために、Microsoft Edgeは、アドビフラッシュプレーヤーがインターネットエクスプローラモード機能を介してプラグインとしてロードすることを許可します。本質的に、インターネット エクスプローラ 11でもこの機能が許可されます。マイクロソフトから切り替えを行うと、他のサードパーティ製のプラグインとして扱われ、マイクロソフトからカスタマーサポートを受け取ることはできません。

 

では安心か、というとちょっと違います。

EdgeのIEモードでプラグインをロードはできますが、Adobeは2021年以降、Flash Playerを配布しないと言い切っています。

 

blog.adobe.com

As previously announced in July 2017, Adobe will stop updating and distributing Flash Player after December 31, 2020.

(日本語訳)
2017 年 7 月に発表したように、2020 年 12 月 31 日以降、FlashPlayer の更新と配布は停止します。

 

つまり、Microsoftは、2021年初頭からWindows UpdateでFlash Playerの削除を行う更新プログラムを配布するがあくまでもオプションです。

2021年夏ごろになったらオプションではなく、累積アップデートの一部として実施するので、強制的に削除してしまいます。

ブラウザ側においてChromeやFirefox、Edgeは2020年末で、Flash Playerを使えなくしてしまいますが、例外的にEdgeのIEモードだけはFlash Playerをプラグインとして読み込めます。

でも、2021年以降はFlash Playerそのものを入手できなくなるので、とにかくローカルから削除したらいけない。削除されたら再インストールする手段はありません。

来年夏のWindows Updateに影響を受けないようにするための方法は、Adobeからサポートを受けて対応してください。

(一方、Adobeは、継続サポート窓口としてHARMANという会社を紹介しているようです)

 

・・・というのが正しい理解です。

まあ、もうそんなん使うなよ、という一般の理解はわかりますが、vCenterが6.7以上になるといろいろ困る人がいるんです。私とか。

 

追記(2020/10/20)

決定版のような記事が出ました。

 

vhoge.hateblo.jp

この話って Edge のプラグインのロード可否の話であって、結局 Edge が PPAPI 経由で Flash Player を呼び Flash Player 側の方でブロック制御に引っ掛かるのでダメってことなんじゃないかな…
EOL 以降、ブラウザ側で完全に Flash が無効化された際、上記の法人サポート対応で更新された Flash Player をブラウザから呼ぶ場合に使われる話なのではないかなーと。

 

なるほど・・。サポートを結ばなければいけないとするとそう簡単な話ではなさそうです(年末までにMSが何か考えてくれるかもしれないですが・・)。

上記記事に、Flash Player側のconfig変更でしのげる話が載っています。

私はこれでしのいでいこうかと思っています。ぜひご確認ください。

 

追記(2020/10/28)

もっといい方法が見つかった!

 

www.orangeitems.com

 

こっちの方が確実なように見えます。