戦略的には間違いなくて、いずれ花開くことはわかっていて。
でも、何やら始めるまでに準備に時間がかかっていて、待たされるようになるということがあります。
ビジネスの話です。
待たされているもので、暇。
暇だと、不安になります。
もしかしたら、方向性を間違っていて、いつまで待っても何も来ないかもしれない。仕事がないといずれ干上がりますから、とにかくこういうとき、待つしかないです。
この待っている時間、有意義に使いたいと思い何か別のことをやりだすと、途端に待っていたあの案件が飛び込んできて、中途半端なってしまう現象。
これまでも何度も体験しています。うまく行かないものですね。
今、会社で働いていて、うーん転職するべきか。それとも会社にい続けるか、迷っている立場の方はたくさんいらっしゃるでしょう。
ほとんどの会社が今年前半急ブレーキをかけられたはずで、今少しずつ正常化している途上ではないでしょうか。去年と比べるとまだ元気がないけれども、もちろん春よりは良くなってきた。
9月からあるいは、10月から開始、みたいな案件も急増していることでしょう。
いいことですね。
うまーく案件が刺さると今週からヒートアップしていくのでしょうが、どうも私のまわりは、もう少し「待て」状態です。
私はこういう時は、ほとんどのパターンで、素直に待つことにしています。
だいたい待っている間にやっていることって、無駄になることが多いのですが。
不安なので何もやらないよりは、ということで手を動かすことをやります。
ただ、大幅な方向転換は、しない。
待つ延長で、研究的なことを始めるので、いつでも捨てられるぐらいの前提です。
この、待つこと。結構難しいんだよなあ。
転職で失敗するタイミングって、こういう、待ちのタイミングが多いと思うのですが、ほとんどのパターンで、待って待って待って、ダメかな?と思った矢先に伸びることが経験上多いです。
辞めていった人ももったいないことしたな、あの後すごく会社は伸びたんだけどな。残った人が総取りしちゃった。みたいな。
どんどん待てずに、ジョブホッパーみたいに職場を転々とする方はいますが、待ってもダメという環境なら、そもそもそこに入らなきゃいいのに、って話です。そう考えると人生の間で、転職のタイミングって、1度あるかないか。多くて数回と言う感想です。大体のケースで、待っていれば良くなる。
まあ、例外のケースは、人間関係かな。ひどい人間関係を運悪く引いてしまったら、時間が解決してくれることはほとんどないです。逆にビジネスは、その会社のセンスがよほど悪くない限り、良い方向に行くことがほとんどです。だって、みんな良くなろうとして働くわけですから、ね。
待つ、というのはだいたいにおいて正解なのですが、なかなか人間、正解ばかりを選べるものではないですね。私も、待っとけばよかったな、ということを仕事ではなく経験したことが何度かあります。最先端の情報に飛びついて、大局を見ず、こざかしい行動をして失敗したことが何度も。
戒め、ということで、今回も待とう、という宣言も兼ねて、待つことの難しさを書いてみました。
そういえば、昔も似たようなことを書いてました。
定期的に、ブログで発散している模様です。