orangeitems’s diary

クラウドで働くインフラエンジニアの日々の感想です(ほぼ毎日更新)。

東京で自転車通勤なんて非現実的

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自転車通勤?

NHKが妙な事を言っています。

 

www3.nhk.or.jp

新型コロナウイルスの感染拡大を受け、電車やバスといった公共交通機関ではいわゆる「3密」を避けることが難しいとして、東京などの都市部を中心に自転車で通勤する人が増えています。

 

いやいやいや。

 

考察

いくらアフターコロナだからって、この矛盾だらけの過密都市を都合のいいように書き換えてもらっては困ります。

自動車を運転する立場から、自転車は危ない。自転車が安全に走れるように道路は設計されてないですよ。青い自動車道がある区間なんてほんのほんのほんの一部で、基本バイクのように左側を走るのですが車より遅い。だから気を遣って車側が避けるのですが、これ、リスクをコントロールしているのは自転車ではなく車側なんです。車のドライバーがアホなら高リスクがいつでも自転車側に降ってくる。だって、車と自転車じゃあ衝突時の被害は段違いですからね。特に自動車側がスピードを出していると生命に関わるほどです。生命にかかわるようなリスクを、他者に委ねるのってどうなんですかね。

で、通勤に使うということは、労災の対象になるかどうかというのも重要ですよね。もし会社に届け出た通勤方法で事故に遭ったら、労災として治療費や休業補償などが出ますが、会社に届け出ず勝手に違う方法で通勤してたら、それは補償を受けられません。

自転車通勤を認めてくれる会社ならまだしも、普通の総務はOKしませんし、その場合は電車定期代も出ませんからね。この辺りを解説した記事を貼っておきます。

 

toyokeizai.net

身近な乗り物として、幼児から高齢者まで幅広く利用されている自転車。近年はファッション性の高いデザインや、スポーツタイプの高性能モデルなどバリエーションも増えています。健康増進や省資源、交通渋滞緩和などの理由から、通勤に利用している方もいます。

ある会社では、自宅から職場までの自転車通勤を認め、通勤手当を支給しない代わりに、会社近くにある駐輪場の月額使用料を支給しています。このように、自転車通勤を容認している企業もある一方、禁止している企業もありますが、そもそも会社が社員の自転車通勤を禁止することは許されるのでしょうか?

 

しかもね、あの満員電車の人たちが寄ってたかって自転車通勤し始めたら、車道に自転車が溢れるわけでしょう?

密じゃん。

で、夏場は直射日光で熱くて汗だらけ。マスクも無理でしょう。マスク無しで車道を自転車で埋めて、しかもマスク無し。それで歩行者とすれ違うときは、歩行者側もいやーな感じです。一か月くらい前に、自転車を運転する人がゴホゴホってせき込みながらマスク無しですれ違ってきてそれはそれは嫌なものでしたよ。

都会を都会のままで、何とか再デザインして満員電車を解消し、ウィズコロナな社会を作っていきたいからこんなバイアスにまみれた報道がされるんだろうなと思います。

 

headlines.yahoo.co.jp

 新型コロナウイルスの感染が拡大する兆候があるとして、都が「東京アラート」を発動してから一夜が明けましたが、都内の駅では混雑が続いています。

 小池都知事:「テレワークもあの時だけでなく、これを制度として、経営方針としてそれぞれの企業が徹底して頂くと」

 

もう、都内の駅はこんなに混雑が戻っています。

あんだけテレワークテレワーク言ってたのにこの状況です。

そりゃあ、感染が再拡大したっておかしくない状況になってしまったとも思います。

だからと言って、自転車通勤はないだろう・・と。飛び道具だからこそ成り立つのであって、この混雑した人々が全員自転車使ったら、車道は大混雑で渋滞が起こるし、事故も多発するし危ないし、しかも労災の面からも非常に危ういと思います。会社制度と合っていない。

 

再デザインするなら根本的に

自転車通勤を許容したいなら、仕事場と住宅と商業地が近い衛星都市が点在し、インターネットで結ばれているような新しいビジョンが必要でしょう。

この春に可能性を感じたのに、また元通りなのか、と。

その挙句に、自転車通勤なんてそりゃもう、何だかなあの世界です。

とりあえず6月はテレワークで様子見していますが、やっぱりもっと痛い目に合わないと人間たちは動かず、元に戻っていくんだなあと、ちょっと落胆しています。