orangeitems’s diary

クラウドで働くインフラエンジニアの日々の感想です(ほぼ毎日更新)。

テレワークがあたりまえになった現状で会社が考えるべきこと

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テレワークで働くこと

テレワーク4か月目に入ってます。

テレワーク中心で働くということはどういうことか、何となく理解できてきました。

世の中の偉い人があれこれ言ってますが、同意することもあればそりゃ違うんじゃないかということもあります。

これぞ、やってみてわかること、です。

現場からお送りします。

 

考察

テレワークだと、社員がサボる

はい、本当です。

だって誰も見てないですから。

お菓子食べようが昼寝しようが、気づかれなければそのままです。

もしかしたら仕事している横でオンラインゲームをやっているかもしれません。どうぶつの森をやってるかもしれません。

仕事なんて8時間あって、8時間アウトプットしなければいけないかと言ったらそうではないですからね。効率化すればするほどサボることができる時間が生まれます。

最悪、スマホからでも応答はできますから、なーんとでもなります。

一見、オンラインでは仕事をしているように見える社員も、定期的にアウトプットしてそう見せかけているだけで、サボっているのかもしれません。

まあ、リアルでオフィスにいたときに、サボってなかったかと言えばサボってたので、その延長とも言えるでしょう。

ただ、誰も見ていないので、エスカレートしがち、です。

 

だったら、強い監視の目が必要か

いっとき、ビデオ会議を常にオンにして、管理職が見張る、みたいな議論がありましたが、あれは止めた方がいいです。

リアルでオフィスにいて、管理職がじーっと自分をずっと見ていたら、気持ち悪くなりますよね?。何とかハラスメントかと。

リアルタイムにPCの画面を監視するとかってのもあるみたい。キモい。一挙手一投足見る気かと。

でも、会社は社員をサボらせたくない。

どうすべきか、これはアウトプットを観察するだけでいいです。

平社員なら、仕事の結果や品質を見る。ある程度偉くなったら、それは売上や利益を見ればいいです。

四か月に入ってわかりました。これはこのままサボり続けたら、アホになると。アホになると結果が伴わなくなります。やっぱり勉強し続けないと世の中に疎くなる。発言の端々にアホが出る。アウトプットできていないので、何か求められたときにストックが無い。ストックが無いのでそこから勉強し出して、ああ、自分はサボっていたんだという事実を痛感します。

まあ、これは自分のことなんですけどね。

で、そんなの、結果見てればわかるので、勤務態度とかわけのわからない絵など無視してもいいと思います。強い監視なんて無駄。

 

管理職が社員にしてやれることは、会話すること

テレワーク下において、ビデオ会議は命綱です。

はじめのころはテキストチャットで十分だと思ってました。

ところが。やっぱり、相手の顔を見るというのはすごい大切。

そして、声を発してコミュニケーションすることは、本人のメンタルケアになる。

一人暮らしの子とこの前会話して思ったんですが、WEB会議してやらないと、対面で声を出してコミュニケーションする機会がほとんどないそうです。

誰かと、声を出して、顔を見ながら話すって、すごく大切。昨日、日立の在宅勤務導入の記事の中で・・。

 

japan.zdnet.com

1on1の導入と定着(2021年3月目途)

 

1on1の導入の話があり、なんで在宅勤務と関係があるのかは昔だったらわかりませんでした。これは、テレワーク下においては必要な気がします。

誰かと、声で会話することを長時間しないと、コミュニケーション能力は激落ちします。

その状況下で長期間いると、メンタルを保つのが非常に難しくなる。そして、会社の上司と定期的に会話することで、会社への帰属意識も生まれる。ビジョンの共有もできる。

リアルだと全然必要性を感じなかった1on1ですが、結構生理的な次元で必要だと思います。

また、ビデオをオンにしないと効果半減です。最近はオフィスでもマスクつけて仕事しているようですが、マスクつけると表情がわからなくなるので、むしろビデオ会議の方がはかどると思います。

 

仕事が無いときの仕事を作る

あんまりオフィスにいたときは気が付かなったのですが、仕事って忙しいときと暇なときがありますよね。暇なときに、オフィスにいれば、昼寝するわけにもいかないしお菓子食べるわけにもいかず、無駄に外出もできずで制約があるので、何か情報収集をしたりと仕事を自分で作ったりします。

ところが、テレワーク下だと、無法地帯なので、遊びだす。

マネジメントとしては、この空き時間について、何か課題を与えると良いと思います。例えば定期的に何らかの発表会を行い、WEB会議でプレゼンする、など。

特に、現状は営業段階でWEB会議なことも多くなっているので、その練習としてもアリだと思います。また、末端が発表する機会を作ることで、プレゼン能力やコミュニケーション能力も高められます。

これは、テレワークが平常的に使われるのなら、ぜひぜひアリだと思いますので悩んでいるマネジメントの方は検討してみてください。

前段で書いた、サボり対策としても優秀です。やっぱり、求められないとなかなかヒトは手を動かしにくいですよ。

 

非戦略的なテレワークは企業の力を弱める

この新型コロナの混乱した春に、無理くりテレワークを導入して、あら意外にも会社はまわり、売上も利益も確保できたじゃん。これなら恒常的に導入してもいいのではないかしら、って思った経営者も結構いらっしゃるんじゃないかと思います。

でも、これ、短期的にはそうなんですが、中長期的には戦略が必要です。

社員も人間です。

自宅で、自分を律するというのは、結構レベルが高いことです。

この春は、それどころじゃなくって、とりあえず社員自身が自分の健康を守ることが優先事項でした。

しかし、夏以降は経済活動の復活とともに、仕事も精力的に受注しアウトプットしていかなければ、売上や利益は長期的に減少してしまいます。

保つことだけやっていると、だんだん中身は薄まっていきます。新しいことを次々とやっていくことで、全体的に成長していくのが企業のあるべき姿です。

各企業が落ち着いて活動できるようになった夏、さて、テレワーク下で本当に過去のような仕事ができるか。今、問われています。春とは状況が違うのです。

中長期的にテレワークを選ぶなら、もっと細やかに社員ファーストで仕組みを整えていく必要があります。

少なくとも、社員の自己管理能力に任せていたら、これはうまくいきません。

だからといって監視を強める、のではなく、より社員の成長をサポートするかたちでイベントを企画していく必要があります。

これは、オンラインゲームの運営にも似ているかもしれません。ユーザーに甘えて運営がイベントを長期間やらないと、ユーザーは熱心にゲーム内で活動しなくなります。

運営側はユーザーをのせていく仕組みを作ってやる必要があります。サボるのは社員が悪い、なんて言っているマネジメントは、自分は能力がないと言っているのと同義です。

そのための1on1であったり、発表会であったり、工夫や戦略が重要です。