orangeitems’s diary

クラウドで働くインフラエンジニアの日々の感想です(ほぼ毎日更新)。

時代遅れの人とどうつきあうか

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先を行くこと

ちょっとテック系の話が続いているので、目先を変えて別の話。 

 

 

私のパーソナリティーがイノベーター的にできているので、どうしても新しいもの、新しい考え方を優先します。時代はもちろん新しい方向に流れているので、うまく行けば未来が見えるような感覚すらあることもあります。

もちろん、後ろを見たら誰もついてきていなくて、結局は集団と違う方向に行った単なる変わり者扱いされることも一度や二度ではないです。まあそれは、生き方としかいいようがないかな、と。

マーケティングの本には書いてありますが、人々は実績や経験を重視する傾向にあり、最先端の出来事がうまく行っているのを見てからそれに付いていく傾向があります。もしくは本当に全体がそっちの方向に行ったのを見届けて、後ろからそろそろ付いていくパターンもあります。何しろ、最先端の方向っていうのはフェイクもありますから、最先端であればいいというのは嘘八百なのは存じ上げておりますし、百も承知ですし、痛い目にも合っています。

ただ、最先端を行くというのも経験でして、ああこれはダメだなとかこれはイケるなとか、目利きのようなものもできるようになります。何か問題がおきても、「これは嵐ではなくさざ波です」なんて孫さんのようにかわせるようになるのは、経験あってのことですね。

 

時代遅れと対峙する

で、会社でもなんでもいいのですが、自分が最先端に行けたとします。絶対これを導入したらイイよ、と。でも組織ってだいたい保守的です。前段の通り実績重視であり、特に日本ではその傾向が強い。「他社での実績はどうか」「PoCから始めよ」うんたらかんたらで、なかなか進まない。

で、進めようとするとだいたい、目の前に立ちはだかるんです。時代遅れが。時代遅れなのは社長ですか?。いや、それなら社長を説き伏せればいいんでしょうが、実際は組織全体の文化であったり、よもすればその最先端の技術を打っている会社の営業担当自体が時代遅れだったりすることもあります。「いや~売れませんよ~」なんてあなたが言っちゃダメでしょ、みたいな。

わかってないな~、って思いながらも、目の前に立ちはかだってくれたら、まだバトルすればいいのですが立ちはだからない場合もある。雰囲気みたいなもの。同調圧力?。そういうものをうまく制御しないと、最先端を推し進めるなんてやってられなくなります。

一方で、別にこの人にわかってもらえなくてもいいや~、という人と話をするときに、時代遅れのことについて熱弁を振るわれることがあります。え、それって、新しいあの技術を使うのがこれからじゃないの?とは思うんですが面倒くさいです。目の前の人に最先端のことを話して、考え方や哲学まで変えて上げる義理はない。

結局もし、その最先端が実現し、人々が大きく動いてもまだ、そんな時代遅れのことをやってたら切り捨てられるよ・・・とは思うんですが、まあそれでも切り捨てを防ぐために、新しい世界をわかりやすく伝えるのは、やっぱりムダなのかな、と。

・・・という思いを昨日したばかりです。

時代遅れの世界で、一生懸命努力する人というのはいるもので、というより結構たくさんの人がそういう状況に置かれていると思います。環境を好き勝手に選べるわけではありませんから。自分自身はもっとモダンな方法を取りたくても、決まり上そうはできない、なんて良く聴く話です。

で、たくさんの人がもう、ストレスに感じたくもなくて、最先端を追うことをしなくなるという現象が起きているのかもしれないな、と思います。

 

空気を読まない

ここまで書いてきて、何となく私が社会に適応できているようなできていないような、不思議な感覚である理由が分かった気がします。今は、もう、空気を読んでいない。自分がやりたいように最先端のことに手を出し、これはイケると思ったことにパワーをつぎ込むことを息を吸って掃くようにできています。そして、それに足を引っ張る人がいたらどうするか。多分、「時代遅れだな~」と思いながら、話を合わせてそれ以上そこに近づかないだけな気がしています。だから、なんとなく孤独と言うか、ポツンとした感じはあるんですが、それでも信じて付いてきてくれる人もいるのでその人たちは大事にしなければいけないな、なんてしみじみ思いつつある、秋、今日この頃の私、です。