orangeitems’s diary

40代ITエンジニアが毎日何か書くブログ

忙しくてブログが書けないことの洞察

f:id:orangeitems:20190226121242j:plain

 

忙しい

人生にも山谷あると思いますが、今はなぜかすこぶる忙しいです。

忙しすぎてブログ更新が滞っているのですが、単に時間がないためにブログが書けないだけかと思いきや違いそうなのでまとめておきます。

基本的な私のライフスタイルとしては、忙しくするときは強めに忙しくしますが、平穏時は極力暇を好みますので、個人的には貴重な時期であるとは言えます。

 

インプットが減る/インプットされてもプールできない

忙しいということは、仕事を引き受けてアウトプットをたくさん行っている状態です。比率としてはインプットの機会が物理的に減ります。その状況であってもニュースサイトを見たりツイッターのトレンドを見たりというのは欠かさないのですが、何とも心にさざ波が立ちません。したがって、単に時間の問題では無さそうです。

おそらくインプットに対する感度が、アウトプットが多い時期は激減してそうです。アウトプットすることで発散していそうです。設計したり設定したり、誰かに指示したり試験したり・・そんな状況では新しい情報をつかんでも自分の脳にプールされないようなのです。

つまり、インプットとアウトプットの入り口/出口は同じ場所のようで、流れがアウトプットに強い状態だとインプットに流れにくくなるようです。

最近世の中平和すぎてブログを書くテーマがない、と思ったら原因は実は自分にあるというのは興味深いです。

 

思考が浅い / 切り口が減る

なんであの件はああなのか、ニュースを見たりすると思うのですが、物理的に余裕のある時間がないと、思考が1回や2回で終わってしまうようです。もし、違う見方だったらどうか、あるいは別の方法・・などと逡巡します。暇なので自律的に脳が動いている気がします。何も考えないなど人間はできないのだと思われます。

一方で、忙しい時は仕事をいかに効率よく高品質に達成するかで頭がいっぱいなので、思考がすぐ切り替わってしまいます。優先度が仕事の方が上なのでしようがないのですが、自律的にはテーマへの深堀りができません。

その結果どうなるかというと、書き出して500字くらいで手が止まるのです。深掘りしていないので何個か用意すべき切り口が少ないのです。

 

議論の初期に立ち会えない

気づいたときには時すでに遅しというか、書きたいテーマに出会っても、もうネットで議論が出尽くしていて今から書いても、まとめ記事にしかならないということも多いです。

 

書くエネルギー不足

大量のアウトプットを仕事でやったあと、ブログでもアウトプットすると何だか疲れていますね。書き進むエネルギー不足を感じることが多いです。

精神力も有限なんだと思い知らされます。

 

まとめ

ということで、ああ忙しいと、こういうふうに人間の感覚って変わるんだなあと言うのがここ最近で新鮮だったのでまとめておきました。したがって、ずっと忙しい生活を続けているときっと、その忙しさの源泉(仕事など)以外のことについて、鈍感になったり関心が薄れたりするのだと思います。周りの人間関係にも悪影響を及ぼしそうで、気を付けなければいけないと思います。少なくともベストの心理状態ではなさそうです。

もちろんこういうときは、休みの時間を確保してやることも大事なのですが、そもそも、忙しさがずっと続かないように生活上の工夫をしなければならないと思います。そんな工夫ができないからこその忙しさなのでしょうけれども。また、工夫自体も忙しさの中にいると麻痺してきてやらなくなりがちですが、なかなかブログを書けない苦しさはあるので、何とかせねばならぬ、と思っています。

この忙しいのも来月に入れば解消する見込みなので、とりあえずは、この忙しさの中にある自分の心理状態を観察し、新しい発見につながればいいなと思って生活したいと思います。