orangeitems’s diary

クラウドではたらくエンジニアの日々の感想です。

世界、我に返り過ぎ | 米株式市場でFAANG銘柄が急落

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FAANGの急落

地球レベルで身の回りを考えてみる。

地球に有り余ったお金は、米国株、特にFAANGと呼ばれる、Facebook(フェイスブック)、Amazon(アマゾン)、Apple(アップル)、Netflix(ネットフリックス)、Google(グーグル)に流れ込んだ。

2018年も終わりに近づき、いろいろありながらも世界秩序は揺るがないまま2019年に向かうと思われた矢先、FAANGから急激にお金が流出し始めた。

 

www.bloomberg.co.jp

 

上がるから上がる、これを繰り返していくと説明がつかなくなるぐらい高騰し、最後には何らかの事実によって急に調整が始まるのがバブルだが、昨今の流出はまさにこれに近い。FAANGの決算はそれぞれ悪くないにもかかわらず将来見通しを慎重に置く動きが多く、これが引き金となった形だ。

 

FAANGを個人的に考える

もともとおかしかった。

Facebookがなぜあんなにお金を集められたのだろう。私の生活には何も関与していない。今年直接的に関与したと言えばOcurus Riftを買ったときくらいか。FaceBookのアプリケーション自体が使いにくくてたまらないし、薄い仕事関係のつながりばかりなので全然見ていない。

Amazonは確かに便利だと思うが、拡大路線も限界はあるだろう。限界に達してしまうと途端に過大投資してきた資産が重荷になる。積極投資を合理的にするためには右肩上がりの成長は必須だが、永遠には続かないだろう。ジェフ・ベゾス氏の発言もよくわかる(真偽は不明)。

 

www.businessinsider.jp

 

Appleは・・。iPhone8だXだXSだXRだとやっているけれども、実質的に同じことを繰り返している。原材料を高くしてその分価格を上げている。同じ台数売れれば売上も上がるというやり方が限界だ。プレゼンのテイストからCMまで、もうずっと同じものを見せられている気分。もちろん企業規模やビジネスを維持するのが戦略であればそれでも十分だが、残念ながら右肩上がりの株価を永遠に説明することはできない。変革が必要な時期だが、市場はもう変革ができない会社だと評価しつつあるのではないか(すくなくとも私はそう思う)。

NetFlix。こちらは競合サービスが多くて長期での右肩上がり成長が見えにくい。なぜNetFlixなのか。インターネット動画サービスはもはや消耗戦のように見える。夏に急落も起きている。見たい時だけ契約して見ればよいのも弱み。NHKの受信料並みに縛るサービスでないと経営が安定しないのではないか。Amazon Primeはその点年額なところが強みである。

 

jp.techcrunch.com

 

そしてGoogle。昨今のYoutube Primiumの影響がどうなるかわからないが、今一つまだブームには乗り切れていない感じ。Google Cloudは大きく伸びておらず、主力のインターネット広告事業がコア事業と言える。AppleからiPhoneの市場を奪えれば伸びしろはまだ残っていると思われる。Google Playによる収入も無視できない。FAANGの中ではまだ収益構造やその成長性が見えやすいと思う。

 

もともと、FAANG銘柄はグローバル経済の中で利用者数を世界規模で増やすことで、地球レベルのユーザー数を獲得し、市場を最大化してきた。トランプ政権の進めるアメリカファーストは、これらの企業は足かせにしかならない。技術移転ができないので現地でビジネスをしにくくなってしまう。またビッグデータに対する個人情報保護の問題、巨大プラットフォーマーへの規制など、逆風だらけとなってきた。今の調整はあながち不自然ではないと思う。成長ドライバーがないのだ。

 

我々の仕事はどうなる

ここ数年、WEBサービスやスマートフォン関連にお金が集まりすぎた。したがって、伝統的なSIerとは違う企業がもてはやされてきたように思う。その象徴がシリコンバレーであった。インターネットに札束が飛び交った。その基盤がクラウドだった。

この動きが収束する。無駄なサービスにお金を出すエンジェルもいなくなる。有益なサービスに投資をすればリターンがあるのは今までもこれからも変わらない。ただ、お金が集まってきたときは少々の失敗は成功のための糧にできた。が、そこまで余裕のある投資案件は減っていき、厳選するようになると思われる。むしろその方が健全であると思う。

一方で、デジタルトランスフォーメーションは行っていかなければいけない。AIやIoTなどのインフラ投資はまだまだ続く。ソフトバンクが行っている投資はこのあたりの者が多く、むしろFAANG的な企業が少ない。このあたりは良く見えていると思う。バブルが終わった時のインフラは強い。

 

www.businessinsider.jp

 

FAANG自体が無くなることはないがその周辺の滞留していたお金が、どこか別の場所へ向かうのは確かだと思う。まだ私も明確には見つけられてはいないけれども、前向きに見つけていきたい。そこに近づき新しい仕事をしてみたい。

宇宙とか・・?。