orangeitems’s diary

40代ITエンジニアが毎日何か書くブログ

50代の「思ったより治りが遅い感覚」に共感

 

騎手の武豊さんが、天皇賞秋の開催日に馬に蹴られてしまい療養されている件。なかなか治らなくてジャパンカップの日に間に合わないというお話を見ました。

 

 

万全で臨めるように準備を進めてまいります | 武豊オフィシャルサイト

当初は2週間も休めばと思っていた筋挫傷という怪我でしたが、意外なほど回復に時間がかかっています。ただ、「治るときも急」という、同じ怪我の経験者(この業界には少なくありません)の話は頼りになるところで、僕もそんな気配を感じています。

 

私はその日は東京競馬場のパドックに二時間くらいいました。天皇賞秋のパドック待ちです。携帯の電波がほとんど通じず情報が入ってこない感じでしたが、乗り代わりの件は周りの反応で気が付きました。流石にざわつきました。

で、1、2週で復帰されるかなと思いましたが、中々治りが遅いとのこと。

これ、確かに歳を重ねてから思うことです。若い時に「寝れば治る」だったのが、その常識が通用しなくなります。

例えばこの前、ものすごく歯が痛くて歯科医院にかけこんだんですが、痛み止め飲んで痛みが引くのを待つしかないと言われました。それで待ったんですが一週間くらい続いたんでもう別の歯医者に行きました。そこで治療してもらって、そこから数日くらいしてやっと痛みが引きました。

あと、五十肩みたいなものも患ってて、これ最近すごく良くなってきたんですが、実際期間は半年くらいかかりました。肩痛いなあ、から始まってすぐ治るだろと思ってたら1ヶ月、2ヶ月・・。なんだろ、とストレッチをしてみるも悪化して、あ、これ何もしないほうがいいんだと気づき、しばらく痛いのを仕様と判断し、痛くないよう工夫して過ごしていたら、いつの間にか完治しつつあります。

寝れば治る、というその期間が長期化している感じです。もちろん、寝なきゃ治らんなというのもあるし、安静にしてなきゃいけないってのもある。ただ速度が大変遅くて、あれこれ治らないんじゃないかと不安になるくらいです。

だから、病院には高齢者があふれるんでしょうね。自然治癒に任せてもなんともならんのじゃないかという不安感が強い。特に寝て、起きて症状が変わっていなかったり、寝ている最中に痛みで起きたりなんてことをやっていると、いよいよ辛くなっていきます。

で、病院に行きますよね。病院に行ったら全てが解決すると思うじゃないですか。それはほとんどのケースで違っていて、痛み止めなど対症療法がほとんどだと思います、経験上。ただそれでもお薬で和らげる部分はあること、及び症状を専門家に知ってもらえるという心理的な癒やしもあるので、お医者さんにかかるのは良いことだと思います。症状がひどいともっと大きな病院で検査してもらうかも・・みたいなこともあり、早期発見ができますから初期症状は大事です。

さて、そうなんですよ、なかなか治りが遅くなるのは事実なので、できるだけそうならないように日々の健康に気をつける重要性が強くなります。元気なうちは若い時と「感じ」は変わらないので、精神的な若さから無理しちゃう人は多いかもしれませんが、一旦傷ついてしまうとリカバリーがものすごく大変、という認識です。

ですから、年を取っていくに従い、もっと自分を大切にしましょうねというのが結論です。メンテナンスさえ怠らなければ、すごく元気に活動できますしそんな方も多いですね。ただ、本当に治りにくくなるので、ご自愛を。このご自愛って言葉がよくわかるようになるのも最近だなあ・・。