orangeitems’s diary

40代ITエンジニアが毎日何か書くブログ

ここ20年の常識が通用しない状況が訪れたとして、あなたはこれからどうしますか?

 

この20年間、日本はなだらかに続いたと思います。災害は切れまなく続きましたが、それでも社会人生活を考えると、明日から会社来なくていいよ、みたいな大不況はありませんでした。色々と経済状況の変化はあったんでしょうが、私個人の生活、というレベルには落とし込まれなかったように思います。

ところが、2023年、どう考えてもこれまでの常識のようなものがひっくり返ったように思います。ひっくり返ったのですが国が何とか「ここを辛抱すれば元に戻る」と言わんばかりに補助金を出しまくって、これまでの状況を継続しています。

こんな風になったこと、今まで一度もないわけです。だからこそ世の中のほとんどの人が、「一時のことかな」と静観しています。ですが、どうにも一時のことじゃないんだ、と。来年も再来年もこの状況が継続したら、きっとこれまでの常識なんて様変わりしてしまいます。

コロナ禍だって社会の大きな変化だったのですが、こんなの一時的に終わる、と皆信じてましたし今や終わったようなもので、さて元に戻る、と皆思ってました。ところが、終わるどころかもっと違う次元に社会は向かっているように思います。歴史上にないからこそ、すぐに動ける人は少数です。動けたとしても感覚に頼ったあてずっぽの行動が大半でしょう。

 

もうすぐ2024年が見えてきました。あなたはどう動きますか。動きませんか。動かざるを得なくなるまで待ちますか。1つ確かなことは、みんな一緒に落ちるのなら、幸福度は変わらないということです。iPhoneが高すぎて買えなくなるのはあなただけじゃなく私もです。それじゃあ、いいじゃないか、不便になる世の中をみんな一緒に楽しめば、悪くはないかもしれない。それも一つの考え方です。

もう一つの考え方があります。出し抜くのです。皆が動き出せないのを逆手に取って、次の時代に最適化された行動を率先して行うのです。

これまでのなだらかな時代においては、出し抜こうと思っていても攻略法が決まっていて、中々結果を出すのが難しかったのですが、これからは違います。その攻略法達は陳腐化していきますから、新しい方法を見つけ出した方が次の時代の勝者となるでしょう。今はまだ始まりの始まり。もう何かに気が付いて動き出している人はいると思いますがまだ競争の中です。

 

これまでの歴史の中に、勝ちにつながるヒントがあるんじゃないかと思いますか?。それは全くの逆です。ありません。ないからこそ勝負が面白くなったのです。今までは通用しない方法が通用するかもしれないのですから、まずはアイデアを考えてみるのはどうでしょうか。

新しいことを考えてやる、ということがこの日本においてはデフレしていた、とも思います。だからこそ、世界でも会社の長寿国と言われています。会社を作ると100年以上続いてしまうケースが非常に多いとか。

さて、これからはそんなこと言ってられなくなります。あの明治維新前夜のよう。色々な終わるべきものが次々と終わり、そして始まります。何を始めますか。考えることから始めましょう。