会社。どんなに馴染んでいても、気に入っていてもやっちゃいけないことがある。長い経験をもとに思い出してみる。これはやっちゃいけない。
会社の愚痴を同僚に言う
これ、危険。飲みの席などで、特に親しいと思っている人に、ついうっかり「〇〇部長がさ・・」「部下の〇〇はさ・・」なんてことを話してしまう。
飲みの席で言ったことは、全部ウソよ、なんてことは通用しない。誰が何言ったかまで相手は全部おぼえている。その話した相手の人間ができていればいいが、保証できない。別の人と飲みに行った時に「実はさ、彼、〇〇部長のこと・・らしいよ」みたいなことを酒のつまみにするのである。ここだけの話、が拡散してしまう。だって、人は他人の噂話が大好きだから。特に愛憎劇は特に。
気を許したらダメよ。みんな素晴らしい。ここがいいところ。そうやって、ポジティブなことだけを話しておくに限る。
会社の愚痴を同僚から聴く
逆に、話を聴くのも辞めておいた方がいい。聴いたら仲間にされる。「その話はあんまり興味がないです」という立場を貫くべきだ。
相手に私の悪口を聴いてくれる、とターゲットオンされることほど面倒なものもない。もしその話が何らかのタイミングで漏れたら、自分のせいにされるに決まっている。
やんわりと、そういう話題からは離れるようにしよう。
あいさつしない
たかがあいさつ、されどあいさつ。
あいさつするのってそんなにコストがかかることでもないのに、なぜやらない人がいるのだろう。
そして、どうせあいさつするなら、相手に目を合わせると良い。合わせるだけ。何か技術的に難しいことがある?。
人は、あいさつしてくれる人と、してくれない人を心の中で分別する。そしてその丁寧さで一段と印象を変える。
出世している人、みんなあいさつするよ。
机の上が汚い
整理も仕事のうち。机の上の情報処理ができないということは、仕事もそりゃ、できないよな、なんて思われても不思議ではない。
片づければいいだけなのに。
遅刻する
もう、遅刻さえしなきゃいい。
遅刻するしないは仕事ができれば関係ないみたいな暴論も昔あったけどとんでもない。なぜなら、私は1分でも遅れる人と一緒に仕事をしないから。
だから自分にも、遅れないことを課している。
遅刻に正当な理由があるかどうかより、そういう行動理念で動く人がいる前提で、それでも遅刻する自分を貫くなら、取引する選択肢は大きく減るよね。
提出物を期限までに正確に出す
会社はこまごまとした提出物の作成や、提出が必要になる。それらは全て期限が設けられ、間に合わせなければいけない。
数も少なくなく、何に使われているかもよくわからないので、ぞんざいに対応する人も現れるがとんでもない。だいたいそういった提出物は評価者の手を通ることになり、毎回、品質を評価されている。
自分は技術があるのに何で高い評価を頂けないのか、ということの原因がこんなところにあったりする。自分はそう言うの苦手だ・・という言い訳は通用しない。
口が軽い
会社にて優位に立つ方法は、情報を知っていることに尽きると思う。自分と関係ない部署のことでも色々と知っておくと広い立ち回りができて、何かと役に立つ。
そうなのだけど、その情報を軽々と口にすると、「あいつやべえよ」という噂が立ち、途端に誰も話してくれなくなるし、仕事もまわされにくくなる。
はっきり言えば、何も言わないに限る。言うとしたら、後々のことまで考えて慎重に、である。
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書いていて当たり前のように思ったが、案外できていないと思う人を見かけることもあるので、列記して見た。
こんなに会社って、堅苦しいの?と思う人がいたら、「はい、堅苦しいです」と答えてあげたい。損をするのは本人自身だから。