orangeitems’s diary

クラウド専任の40代インフラエンジニアが書くブログ。新規事業マネージャー。20世紀末の就職氷河期スタート時にIT業界に文系未経験で入りこみそのまま生き残った人。

なぜその電話はチャットじゃないのか、言い続けたら電話が鳴らなくなった件

 

一応スマホは携帯してるけど、全くかかってくることがなくなった、電話。

電話が日常の行動にめちゃくちゃ割り込んできて憤慨している方がいらっしゃる。だって、何か用事をしている最中に電話がなったら、まず出なきゃいけないよね。自分のあらゆる行動より優先する電話ってどんだけ偉いの?、って。で、その電話の用の大半がどうでもいい話。わざわざ手を止めてまで対応する価値もなかったこと。電話を受けるかどうかについて自分自身には選択権がない。電話に出ないこともできるけどさ。でも中には緊急を要する件もあるかもしれないじゃない。出ないで内容を察するなんて超能力者じゃないんだから、で、出ると。おいこれ何で電話した?ってなる。

15年くらい前かな、ある会社のオフィスで協力会社として働いてたころの、その会社の社員の方がかっこよかった。自席の電話が鳴っているが出なかった。「今はこの話のほうが先だ。電話は出ない。」、と。初めて電話を無視している人を見た。でも確かにそうだよな、今の自分の方がよっぽど緊急なことってあるよね、と。でも、電話がひどいと思うのは、周りに「プルルルルル」って着信音を響かせること。なんで電話取らないの?ってなる。電話は2コール以内に取るのが常識、みたいな伝説も、今もってあるよね。

昨今は、電話を鳴らさなくたって要件を伝える方法はたくさんある。

・BacklogやRedmineなどの課題管理ツール

・チャット

・メール

最近はほかにもあるかもしれないけど、基本はインターネットを利用したら、ほとんど電話は不要なんじゃないかと思っている。Web会議を外したのは、双方の約束によって成り立つコミュニケーションだから。いきなりWeb会議を自分にコールされる文化は私の周囲ではまだない。そんなもの、絶対拒否するけどね。

で、電話じゃなくてリアルに、「すいません、今お話しかけていいですか?」から始まる会話もある。オフィスで仕事をしているとたまにある。これは電話と違い、無理ですといいやすいし、スケジュール共有していれば今が忙しいことは理解してくれて、気はつかってくれる。電話ほどのストレスはない。あと、リモートで仕事ができるようになると、まとまった仕事があるときはオフィスに出ないようにしている。話しかけられるのは集中力を削ぐから。

ここまで論理武装しておいて、たまーに電話がかかってくる時期もあった。電話には出るさ。だって本当に緊急かもしれないじゃない。そして内容を受けて、はい、はい、わかりました。勝負はそこからだ。

「なんで、電話にしたんですか?。チャットではダメなんですか?。」

相手によって、言葉の強さは帰るけど、本当に毎回質問した。いろいろな返しがあったけど返しの内容が問題ではない。電話したことに対してストレスを与えた。電話で人の仕事に割り込むことに対する必然性を求めた。

もしかしたら、単に私と、お話をしたかっただけなのかもしれない。

でも、その欲求を満たすために、電話を使うことなくない?。仕事中だもの。

この姿勢をとことん貫いた結果、電話は全くかかってこなくなった。

一方で、チャットに対しては秒で返すけどね。電話じゃないとあの人、連絡くれないとは決して思われたくない。

今や、電話というのは、頭に「緊急」と付けたほうがいいんじゃないのかとも思う。相手に緊急を強いるので、ほんとしょうもないことで電話しようと思うなよ、という運動は引き続き、続く。

と、こんなことができているのも、コミュニケーションルートをITで確保し文化として根付かせたからで、全ての会社がそうはなっていないだろう。他社から電話がかかってくることはあるから。その時も、質問しているけどね。なぜ電話なんですか?、と。