orangeitems’s diary

クラウド専任の40代インフラエンジニアが書くブログ。新規事業マネージャー。20世紀末の就職氷河期スタート時にIT業界に文系未経験で入りこみそのまま生き残った人。

変化せざるをえないときは、いつだってつらい。それが普通。

 

個人的な話だが、今とても変化の最中にある。仕事もプライベートも。

自分で変化したいと思ったのではない。でも変化が強いられる。変化しないと先がない、未来がないと環境が吠えている。

どうしてこんなことになったかを考える。きっと、いびつな状態が続いていたんだと思う。メンバーのコミュニケーションや組織のあり方、含めて「仕組み」として存在しているものがどんな環境にもある。その上でうまくいかないことがあれば、仕組みを見直し改善していく。そうやって小さな変更を加えながら、全体として大きな問題さえ起こさなければ良いと考えながら。このやり方はオーソドックスだ。そして、上手であればあるほど、同じ仕組みは続く。予兆を見逃さないのですぐ塞げる。そしてその積み重ねで自身を持つのだ。このやりかたでいい、と。ただ無理をしている部分は存在し、その無理が仕組み全体をだんだんと弱くしていく。どこかの柱に無駄に力がかかっているのに、それを見ないふりをする。仕組み自体が神格化され、時間が経てば経つほど、修正すらしなくなる。これがひずみの正体だと思う。

ひずみが大きくなると、仕組み全体が成り立たなくなる。柱が折れるからだ。当たり前のように感じていた部分にこそ起こり得る。当たり前は当たり前じゃなかった。誰かが我慢したり、無理をしていたことがその時にわかる。いくら上手であっても、そもそもの土台から作り直さないといけないとそのときに気づく。

この状況、実際つらい。正しいと信じていたものすら通用しなくなる。正しさの再定義が必要だ。はたから見ていると、前向きなことだけではなく後ろ向きな話だって起こるが、これは当然だ。人間は前にしか進めないが、方向の基準がなくなったときには、以前の感覚では後ろ向きだったことも、主張している本人は前向きなのだ。とにかくここにはいられない。進まなきゃ。進んだ方向は前なのか後ろなのかは、後になってみないとわからない。

変化するには時間がかかる。新しいやり方を1秒で見つけられることはない。あれだこれだと試さないといけないし、以前はタブーだったことすら検討しなければいけなくなる。この変化のつらさについていけないというメンバーだって出てくるかもしれない。それはいけないので、軌道修正する。思った方向には決して行かないけど、進み続けることだけが前向きとなる。前向きなのがポジティブというのはとんでもないのである。

変化するのは痛いのだ。でもそこに居続けるのはもう無理。この状況が、今私の身近で頻発しているのは偶然じゃないのだろう。変わらないと留まることはできないが、変わり方は誰も教えてくれない。ひずみの上で成り立っていた評価も通用せず、新しい頭でリスクがあるかどうかもわからず前に踏み出さないと崩れる現状に潰されるだけである。熟考すれば、今のやりかたを未来永劫続けることはできるのだ、というのは錯覚なのである。ひずみが見えないからこそ、そんなことを傲慢にも思うのだろう。

もう、何がどうなるか、正直言ってわからないのだけど、腹はくくったので、まあやるだけである。そこが何かはわからないけど、突き進むだけである。

もし、今の状況が永遠に続くと思っている人がいたら伝えたい。それは幻想だと。優秀であればあるほどパッチで正常化し、時間を重ねていく。しかし最後にはひずみが崩壊する。この過程を踏まえ、変化することに対する準備を重ねてもらいたい、と。いつかは変化がやってくる。それは今日なのかもしれない。