IT業界も昔はいろいろ大変だったんだよ

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日曜日ということで、昔のことをいろいろ思い出してみます。

 

Excelの表計算を印刷し、電卓で検算する

今じゃこんなことやっている人はいないんですかね。

自動計算に任せると間違いがあるかもしれない、って言って印刷し、セル1つ1つ電卓で計算している人がいました。

「印刷したほうが、画面見てるより間違いが発見しやすい」という謎理論を繰り出す人が異常に多かった時代で、パソコンに対してまだ人間が仲良くなっていなかったころだと思います。

今はプリンターを使う場面が激減してよかったね、と思います。資源の無駄でした。

 

MS-DOSの統計ソフトウェアで出力した結果をフロッピーディスクに保管し、Wordファイルに転記する

まだWindows 95が出る前だったと思います。社内LANもようやく普及し始めたころ、データ移動はフロッピーディスクが中心でした。

そういえばPC98は1.2MBで、DOS/Vは1.44MBで、互換性がなかったという、今では全く役に立たないことをふと思い出しちゃった。そのころはPC98が主流でした。

統計を処理するソフトウェアがMS-DOSベースで、それで情報を処理した結果をフロッピーに保存。そのデータをWordで張り付けて・・みたいな仕事をやったことがあります。

企業のオフィスには無数のフロッピーディスクが転がっていましたが、フロッピーってよく壊れた記憶。I/O error = 致命的なエラー、と覚えました。意味を知ったのはIT業界に入ってからでした。

当時は、個人ごとに端末、というより、利用ソフトウェアごとにパソコンがあって、空いてる席に座って作業するという感じでした。統計パソコン4台、MS Officeパソコン4台、みたいな。

 

明らかにメモリ不足のパソコンを渡され、OSが起動するのに10分かかる。

新しい職場に赴任してパソコンが目の前で、ワクワクして起動すると全然起動しない。・・・・・した。でここまで10分、みたいなことがありました。

しかも起動したら下で、ソフトウェアを起動するとまた待たされる。必要最低限の仕事をするために長時間起動のために待ちがあって苦痛でした。

それぐらい遅いパソコンをなんとか仕事に使おうと当時いろんな人が考えたため、業界ごと一回沈んだ記憶です。ITバブル崩壊、ってね。

 

3キロ以上あるノートパソコンを担ぎ、電車で3時間かかる客先へ通う

仕事のために客先にパソコンを持ち込んで仕事しなければならなかった。しかし、なんとノートパソコンにフロッピーディスクが内蔵されていたころです。モバイルノートパソコンというカテゴリーは無かったのに、用途だけはあったわけです。

しかも、東京駅の長い乗り換えを使ってしまい、肩がぶっこわれるかと思いました。

 

メールを受信するためにダイヤルアップするも、回線が遅すぎて受け取るのに15分かかる

PHSがまだ生きていたころ、モバイル通信のためにデータ通信カードというのを使ってました。こんなやつね。

 

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モバイルCATCH UP

 

「うわなつかし」と思った方、懐かしいですよね。

しかもアンテナとかあって、それが折れちゃったり無くなったりするケースもあったりして。

で、速度が、64kbps・・・、いや今の高速通信の世界から考えると考えられないですが、それでもメールが受け取れるだけでも貴重だった時代です。

そうとう仕事をした後に、メール受信を数分かけてやってみたら、要件のちゃぶ台がえしをされ、抗議の電話をするもつながらない・・みたいな、通信が貧しい時代はITの仕事かなり大変だった気がします。

ググれないし。オンラインマニュアルもないし。

 

電話越しにブルースクリーンのエラーコードを伝え、電話先でGoogle検索してもらう

だから、インターネットが使えない時代は、会社で技術者やマネージャーが待機して電話待ちをします。「・・・というエラーが出るけどなんなんですかね」「おう、こっちで調べるから待ってて」みたいな連続で、そりゃ残業も増えますって、みたいな世界線がありました。

しかも英語だったり16進数の羅列だったりで、電話で「あんのうんえらーおかーど・・」みたいな話するの結構苦痛。英語しゃべれない同士で・・。

 

木金で構築のはずが、金曜の夕方に部品が届いたため、そこから構築開始。土曜出勤。しかも・・。

すごく遠いところで短期のサーバー構築。

木曜日と金曜日の二日でサーバー10台を組み上げる。

OSのインストールと、デバイスドライバのインストールまでがマスト。

みたいな仕事があったんですが、木曜日はほとんど部品届かず!。待ってたけど来ないので早めに切り上げて帰宅。

金曜日・・待てども待てども来ず。技術者たちは待ちぼうけ。来たのが15:30ごろ!。当然のことながら深夜になっても終わりが見えず。

仕方がないので土曜日にも仕事することになりました。だって月曜日に搬入する約束は動かせなかったんですもの。営業に納期の相談をしたら「それはお前らの仕事だ」って言われ、違うだろ営業の仕事だろと今でも恨みに思ってる。

なんと台風が超接近。朝は電車が動いていたけれど、風がものすごくて体が吹っ飛ばされるかと思った。なんとか仕事は終わらせたけど、今度は帰りに電車が動いてなくて、バスで迂回して帰ったけど家に5時間くらいかかって着いたのをおぼえてる。

 

 

今は、楽になりましたね。特に通信まわりが進化したおかげで、どこで仕事をしても情報の入手レベルが下がらなくなりました。

ま、苦労した人たちのおかげで今があり、感謝感謝です。