orangeitems’s diary

クラウドで働くインフラエンジニアの日々の感想です(ほぼ毎日更新)。


目の前の仕事がいつまでもあるはずがない、じゃあどうすればいいのかという問いへの考え

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将来、この仕事無くなるかも。

 

kabumatome.doorblog.jp

 

確かにこの視点は非常に大事で、大きく観れば自分と言う会社が現業のまま継続したときに、生き残れるのかということと同じ意味です。

売上や利益を伸ばし続けられるか。もし平行線なら、給料は基本的には上がっていきません。評価制度が年功序列であればベースアップしていくのでしょうが、だんだんと、やっている仕事の責任や成果と連動させるのが当たり前になりつつあります。

何の根拠もなく社会人としての経験年数だけで給与アップすることはなく、それに応じて仕事がグレードアップすることが前提の給与向上が当たり前の世になっていくのでしょう。

その仕事を欲する客がどんどんいなくなると、売上が減少します。売上が減少し、自分の給与より売上が落ち込めば、「赤字」になりますから会社としては存続が危うくなります。

一方で、自分の給与が年々上がることが前提なのに、売上が上がらないとこれもまたいずれ「赤字」になります。最近流行の希望退職の流れはこれが原因です。45歳以上の正社員を削りたいのは単に若返りしたいというだけではなく、仕事に関わる人数自体が過剰になっているとも言えます。

国家、経済、等大きな視点で構えなくても、自分の仕事を良く見つめて、「これ、将来要らなくなるのでは?」と疑念が芽生えた時点で行動を始めなければどんどん手遅れになること、間違いありません。

誰しも社会人になるときに、好きな仕事を見定めて業界に入門し、手に職を付けて行くのですが、それが未来永劫成長する仕事である保障など全くありません。ですから会社に入って一生懸命仕事をする、というのは全然リスクマネジメントにはなっていません。全速力で崖の向こうまで走っているだけかもしれません。それより周りの道を良くみて、分岐点があったら、何があるのかまで確かめるような歩き方の方がよほど、確実と言えます。私は、ある道を進んでいて、その道をあきらめるときに、全く別の道を選びなおすことはお勧めしません。それではゼロから歩きはじめることになり、他人との競争に敗れてしまうからです。そうではなく、道は必ず一本道ではないので、脇道をよく観察することです。今進んでいる道が四車線の大きい道路で、そこから細い支道に曲がることはリスクがあるのかもしれません。しかし大きい道路が突然通行止めになることだってありえます。しかし、脇道に逸れる行為は、別の道をゼロから歩きはじめるのとは大違いです。その脇道を見つけたのは、自身の経験が前提です。もしかしたら宝の山へつながる道につながっているのかもしれません。

ですから、プライベートも含めて、いろいろなことに興味を持ち、つまみ食いをして、景色を楽しみ好奇心を大切にすることです。遊びとて、仕事につながるのかもしれません。そうやって常に、自分が今歩いている道を疑い、いろんな情報を景色から入手し、勝負だと思えば道を違えるくらいの思い切りが人生には必要なのではないかと思う次第です。

冒頭の、「無くなる仕事」の話題だって、それは全く持って普通の出来事だし、だからといって対処できないのかというとそうではない。今までの経験を活かした上で別のことをさっと始めればいいのだという結論です。一番いけないのは、今の自分の仕事に固執すること。その仕事が無くなったら自分は食べていけないという悲観的な想像をすることです。それは、ある日、仕事が無くなったときにいっぺんに気が付き、周りの道を全く観ず、仕事に専念することだけが自分の天命だと、バイアスを自分にかけてしまった結果だと思います。

いろんなことに興味を持ち、脇道に逸れてみることを、平常時にいつも試しておく。いつでもそうあることで、最も早く、この変化に満ちた世界を乗り切っていけるのだと思います。