orangeitems’s diary

クラウドで働くインフラエンジニアの日々の感想です(ほぼ毎日更新)。

自作PCを今作るならおすすめの構成をご紹介

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お勧めの自作パソコン構成

私のように仕事も趣味も全部パソコン、という場合はパソコンにお金をかけると絶対に無駄は無くって、だからこそ自宅PCについては妥協のない構成を心がけています。

年々、パーツの性能も上がるので少しずつグレードアップするのですが、もし今、一から組むならどんな構成にするのかを考えてみます。

今はもう似たような構成になっているので自分で組み上げることは現時点ではありませんが、なんとなく世間的にもテレワークなどリモートから仕事をするのは普通なことになりそうですし、需要がありそうなのでまとめておきます。

 

 

パーツ別おすすめ

CPU

AMD Ryzen 3950Xがお勧めです。今は最新のAMD Ryzen 5950Xが出ていますがこちらは今13万円ほどしまして価格差を説明できるほどの性能差がありません。

まだ3950Xの在庫が残っているうちはこちらがお勧めで、私のPCも同じものを利用しています。

この3950X、16コア32スレッドといういわゆるMany Coreと呼ばれているカテゴリーでして、こんなにコア数があってどうするのという話ですが、マルチスレッド対応のアプリケーションで能力を発揮します。また、何か作業をしながら裏で別の作業をする、などのマルチタスクな使い方でも効果を発揮します。

シングルスレッドのタスクで性能を追い求めたい場合はまた別のCPUも選択肢に入り、電力をがっつり使って1コアの動作周波数を上げて行くという戦略もありますが、私のパソコンの使い方はそうではないので却下。

パソコンに何か仕事をさせながら、裏でWEB会議やる、みたいなときにMany Core最高だな、なんて思ったりします。リソースをたくさん使うバッチ処理を裏でやらせながら、待ち時間に別の仕事をし、影響を受けないときにうれしくなります。

3950Xと5950Xは同じコア数/スレッド数なので、この違いは主にシングルスレッドの処理能力となり、全体的には10%くらい速いというのが複数のレビュー記事を読みこんだ印象です。値段差はそれ以上あるので3950Xがお買い得。

 

メモリー

過去、CPUをRyzen 3800X(8コア16スレッド)から3950X(16コア32スレッド)に変えて痛感したこと。メモリーが16GBで十分だったのが、完全にボトルネックとなったことでした。

CPUを買えたのに今一つ重い処理のときに性能が出ないなと思って観察していたら、利用メモリーが12~13GBくらいで止まり、そのうえCPU処理率が100%に張り付く現象を何度も体験。これ、よく考えたらOSがスローダウンしないように数GB確保しつつ、メモリーをアプリケーション側でやりくりしていたんですね。

アプリケーションの作りを考えても納得で、たくさんのスレッドを動かすときにはそれぞれ固有のメモリーが必要です。Many Coreになればメモリーがそれだけ必要になるのは当然で、コア数が倍になったことで必要なメモリーも増えるというのは、今後、CPUとメモリーの関係を体感する上では貴重な経験となりました。

今はメモリー32GBは、1万3000円近くで購入できるので本当にお安くなりました。交換してからメモリーの状況を見ていると、利用メモリー量は15GBくらいで安定しているので16GBでは不足していたものの、32GBでは十分過ぎる空きがあります。

今まで使っていた8GB x 2(計16GB)のメモリーも空きスロットに刺して使いたかったのですが、どうも相性問題があるようでBIOSが起動しませんでした。この辺りも自作PCの面白さですが、この空きメモリ、同様に余っているRyzen 3800Xも組み合わせてサブPCを作りたくなっているところです。

 

SSD、HDD

ストレージと言えばSSD、特にM.2 SSDを選んでおけば問題ない、と思っていたのですが、M.2 SSDは今コスパが良いのは1TBのモデルですね。もちろん、今から買うならPCIe 4.0という最新の規格のモノを選んで、1万5000円くらいです。

OS/プログラム用のCドライブ、データ用のDドライブで2つ買うと思います。

さて、この1TB + 1TBという構成では、どうしてもストレージが小さすぎます。動画などデジタルデータは肥大化する傾向にあるので、空き容量を気にしながらパソコンを使うと消耗します。データに優先度をつけるのは結構しんどい作業です。

ということで、HDDはSATAにて別途付けるのが吉です。コストパフォーマンスを考えると8TBのモデルが今は安いなあと。これを必要な本数加えて行くのが使い勝手が良さそうです。1本あたり1万4000円くらい。

今さらHDDなんて、と思うかもしれませんが、データドライブとして使うのなら快適です。瞬間的な書き込みや読み込みを伴う場合はSSDの方を使うなど使い分けをすれば、容量不足に悩まされることはありません。

SSDで10TBを用意するのは今は無茶ですから。M.2 SSDのスロットも限られています。

 

GPU

GPUは、AMDががんばっているのはわかりますが、無難に今はNVIDIA買っとけとは思います。少なくともNVIDIA非対応なんて状況は今は無いので・・。逆にAMD非対応何て言うのは、機械学習に手を付けるとあり得ます。普通にゲームするだけならAMDでももちろん今は困らなそうですが・・。

で、NVIDIAのGPUなら何かということですが、そりゃあ、Geforce RTX 3090を選びたいのはやまやまですが、20万仕事は辛すぎます。

Geforce RTX 3080が今はバランスいいかな・・と。2080Tiよりも性能がいいと評判で、価格が11万くらいですので。

GPUは他のパーツと比べて高価ですが、今、どんなアプリケーションもグラフィック重視だし機械学習もGPU使うし、ということで、なかなか妥協できないパーツです。ここで妥協しちゃうと、また買いなおす羽目になるので要注意です。

私も過去、2070 Tiを2080 Tiに買いなおしたクチです。

 

マザーボード

AMD Ryzen前提であれば、X570という最新のチップセット対応のマザーボードをお勧めします。あまりマザーボードにはこだわりがないので、今使っていて快適に動いているこちらをご紹介。

 

電源

電源は、今は850Wのものを使っています。

将来、RTX 3090や、もっとMany CoreなCPUを使うなら、もっと電源を使いたくなるかも・・とは思いますがその時にまた買い換えればいいかな、という程度です。

1000W越えみたいな電源を使う場合で、それに相応するCPUやGPUの構成で、ゴリゴリ使おうものなら今度は熱の問題が出てきそうな気がします。

今ですら暖房替わりになってますからね・・。

 

ケース

今使っている私のケースはこちらです。

普通のPCケースだと、いつも空間の取り回しに苦労するのと、デカいといろいろ収納できるので便利かなとおもってこの常識外れのデカイケースを使っています。

メインPCなのでこれでもいいのですが、もう一台組むのならさすがに空間がないので、普通のケース選ぶかな・・というところ。

自宅には過去のケースが1つ余っているので、使いまわすと思います。

 

 

 

合計おいくら?

さてさて、検討は終わり、総額でどれくらいするのかな・・?

 

CPU: AMD Ryzen 3950X  73,599円

CPUファン: Deepcool 簡易水冷 CPUクーラー  10,360円

Memory: 16GBx2枚  13,290円

GPU: ASUS NVIDIA GeForce RTX 3080  112,800円

SSD: Sabrent 1TB Rocket Q4 NVMe PCIe 4.0 M.2 14,999円

HDD: Seagate BarraCuda 3.5" 8TB  13,964円

Mother Board: Asrock Steal Legend  21,355円

電源: 850W   12,980円

ケース: Corsair Carbite Air 540  18,679円

合計: 292,026円(税込)

 

おお、やっぱり30万仕事ですね。

なおディスプレイは構成に入れていません。

あとはどこまで妥協するかで、CPUやGPUは落とそうと思えば下はいくらでもありますし、メモリーもその分ダウングレードできます。

でも、そこまでしてPCは欲しくないな、ということで、多分これぐらいは投資しちゃうんだろうなと思います。

・・というか、ほぼ上記は今使っているメインPCと同じスペックなので、今の構成はほんとに悩み抜いてできた構成なんだなと実感しました。

今から買うなら、RTX 3090と、PCIe 4.0対応のSSDですが、ボトルネックになってはいないのでまだ来年、安くなってきたら検討します。