2年前の8Kテレビは買いか?
ネットを見ていると、4Kテレビではなく8Kテレビがかなり値崩れしているという噂を聞きつけているのですが、8Kテレビが今お勧めではない理由を書きます。
フルハイビジョンテレビの16倍という超高精細な「8Kテレビ」がさらに大きく値下がりしてしまいました。詳細は以下から。
大手価格情報サイト「価格.com」によると、2020年8月8日4時現在、2018年11月発売のシャープ製8Kテレビ「AQUOS 8T-C60AW1(60インチ)」が15万7800円で販売されています。
この前AQUOSの60インチ4Kテレビ(4T-C60CN1、2020年モデル)を買ったばかりなのでわかるのですが、横に8Kテレビが置いてありサイズも価格帯も同じなので、どうするどうする?という選択を迫られたのを思い出します。
最終的に、8Kにはせず4Kにしたのですけれど、この選択の根拠は2つほどあります。
今買いではない根拠
(1)消費電力の違い
もうこれです。どう考えてもこれです。
AQUOS 8T-C60AW1の場合、消費電力:480W
AQUOS 4T-C60CN1の場合、消費電力:218 W
どうでしょう。消費電力が2.2倍です。480Wというと、布団乾燥機、こたつ、ホットカーペット、プラズマテレビ・・・ということで、おそらくテレビをつけているだけで部屋が暖かくなるほど電力食いです。
(2)コンテンツが無い
8Kだと、BS8Kという放送があるものの、BS4K以上に放送がありません。Youtubeも高解像度でも4K中心ですから、今8Kをわざわざ手に入れる必要はないと思います。
なお、4Kはゲーム(PS4など)やYouTube、Amazon Primeなどいろいろコンテンツは増えているので投資効果は高いと思いました。
有機ELの消費電力は?
ちなみに、有機ELの4Kテレビの消費電力はどうでしょうか。4T-C65CQ1というシャープの有機ELテレビを調べてみると、490 Wでした。
最近は液晶テレビの低電力化のほうが進んでいて、有機ELだと電気喰いなのはしようがないのかなと思います。
ということで、2020年夏段階では、4Kテレビがおすすめ!と申し上げておきます。