orangeitems’s diary

クラウドで働くインフラエンジニアの日々の感想です(ほぼ毎日更新)。

広告が機能していない世界を生きた感想

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広告収入の激減

ブログを数年やっていて、ここ最近のアクセス傾向を見るとそんなにアクセス数は減ってはいません。確かに、通勤が激減しているということもあって4月は電車の中やオフィスのPCで読んで頂いていた方のアクセスが減ったように思います。結構ビジネスや仕事のことを扱うブログなので、自宅待機・経済収縮の状況ではなかなかアクセスへの導線が働かないように思います。ただ、統計を見ると思ったほど減ってはいません。ありがたいことだと思います。私が3月くらいから自宅に閉じ込められているため、なかなか新しい記事も書きにくく、記事も一日一本ぐらいしか作れないのもあるかもしれません。

さて、どちらかというとアクセス数、ではなくGoogleアドセンス、つまり広告から得られる収入のほうが大打撃を受けています。広告主であるエンターテイメントや飲食業界などが営業自粛を強いられているため、と思っています。

ただ、私がこう感じると言うことは世の中もかなり影響があるのだろうと、広告業界についてニュースを集めてみました。

 

 

関連記事

テレビ業界

www.nikkei.com

民放キー局5社の2020年3月期連結決算が14日出そろい、全社が前の期比で営業減益となった。地上波テレビを中心に広告収入が振るわず、インターネット配信などの新規事業で補いきれなかった。足元では新型コロナウイルスの感染拡大で事業活動への逆風が強まっており、各社は番組制作費などコスト削減の徹底で採算改善を図る。

 

YouTuber

realsound.jp

2020年の4月に入ってから、さまざまなジャンルのYouTuberたちが示し合わせたかのように「YouTubeの広告収益が減少した」という旨の動画をアップロードしている。

 

映画

www.bloomberg.co.jp

音楽や映画事業では、関連イベントや劇場公開の延期・中止といった影響が出ている。映画作品のデジタル販売は好調に推移しているが、広告収入の減少が懸念材料だ。

 

アフィリエイト

digiday.jp

ニューヨーク・タイムズ(The New York Times)のワイヤーカッター(Wirecutter)や、メディア企業のフューチャー(Future)では、コマースコンテンツへのトラフィックが増加しており、そこからの収益アップが期待されている。だが裏を返せば、こうして急激に需要が増加することで、パブリッシャーのコマース収益が脅かされる可能性もあるという。というのも、小売企業がアフィリエイトプログラムを終了させたり、マーチャントが洗浄用品など、需要の高い商品のアフィリエイト料率をゼロに引き下げたりしているからだ。

 

街頭広告

mainichi.jp

 2カ月前は大勢の人が目まぐるしく往来していた渋谷駅前スクランブル交差点周辺の街頭広告スペースに空きが目立ち、新型コロナウイルス感染拡大の影響が出始めている。

 渋谷センター街入り口近くにある高級果物店「渋谷西村総本店」屋上の広告看板が5月に入り、空白になった。手がける広告代理店によると、音楽業界からの出稿が予定されていたが、人出の減少による宣伝効果の低下などからキャンセルされたという。

 

 

考察

人間の体も、血の巡りが悪くなるといたるところに不具合が出るのですが、この社会にとって血とはお金のことなんだと思い知らされています。

広告は、まず広告主がいないと成り立ちません。そして広告主は広告を出したいと言うモチベーションが必要で、そのために何らかの生産的活動をしている必要があります。その生産的活動をする契機は、必ず消費されるという見込みです。客が来る見込みがあるからライブを行いますし、お店を開けますし、モノを作ります。つまり、広告から広がるたくさんの産業が今、フリーズしているということです。先週、限定的に緊急事態宣言が解除されましたが全く変化はありません。

一方で、アクセス数が先週より増えています。これは、今日から通勤しオフィスに向かっている人が増えたからではないかと推測しています。まず、アクセスの導線が元に戻り、それから街に人が増えるとともにお店が空きだし、そこから徐々に生産活動が戻りだし、最後に広告が戻る。

一番初めに広告が影響を受け、一番最後に広告が元に戻るんだろう。そんな予測をしています。それぐらい、広告とは経済の健全性を示すバロメーターなんだと思います。

広告の先に居るブロガーやYouTuberと言ったある種の集合体は、耐え忍んでいるでしょう。この大きな波が過ぎ、来ると言われている第二波も凌ぎ、そして平常に戻る。この戻る、というイメージを強く持たないと、ここで辞めてしまう人も出てしまうだろうと想像しています。それぐらい強く心を持たないといけないくらい、この国の経済は血の巡りが悪くなってしまっているのです。