orangeitems’s diary

40代ITエンジニアが毎日何か書くブログ

Stay home → Social Distance → Keep Mask(多分)

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「こんなの、もたない。」と昨日言いましたが、結構同じタイミングで、いろんな人が同様のことを言い始めているのを知っています。

5月のゴールデンウィーク以降、もしこのままStay Homeなんてやってたら、世の中持ちません。私は今後、Stay Homeしないで社会をまわす方法を考える方向に頭を向け始めています。

で、いったん、Stay Homeは横に置いたとする。もちろん5月7日以降の話です。今の今は政府の言う通り8割削減を目指しましょう。

 

家を出たとして、やっぱりSocial Distanceは大事だと思うんです。職場でも、席を開けて過ごす。普段移動するときでも、密を避ける。だから時差出勤は重要になるとおもいますし、一部テレワークにしてもいいと思います。でもStay Homeで完全テレワークなんて絶対無理。やっぱり長く続けたからわかる。100%テレワークってイケてない。せめて週に二回出勤から始めてみる。少しはやっぱりオフィスでやらないと、基本チームでやる会社なんて効率悪すぎますよ。極端はいけない。

今、こんな論を進めると「尚早」ということも言われそうですが、じゃあいつ進めるのか。すべてが終わった後じゃ、足が動かなくなってます。もしそうなったらこうしようということを考えることを、私はそろそろ始めるべきだと思っています。もしかしたら5月以降に学校や会社が完全ではないとしても活動をし始めるかもしれない。何も考えていないと、逆にそこに適応することが難しくなります。

さて、Stay Homeは段階的に止めて、時差出勤を絡める。そして会社に行く回数はテレワークを活用して減らす。外に出る人の人数は減らしてSocial Distanceを取りやすくしながら社会を徐々にまわしていく。

 

で、ここまでだと3月ぐらいの状況と全く同じです。緊急事態宣言明けで3月の状況に戻すと多分、また市中感染は増えそうです。一つ工夫を加えなければいけない。やるとすればKeep Maskなのかなと思っています。特に2月以降、不織布マスクが全然手に入らなくなりましたよね。並んで買っている人はいるのは知ってますが、もしKeep Mask、つまり「絶対マスクしなさい、どんな人でもどんなときでも。マスクしないで外に出ないで!」なんてことをやるためには、誰でも欲しいときにマスクが手に入らないと無理なわけです。

今、Keep Maskって誰も言ってない。これまでも誰も言ってなかった。

いやアベノマスク的なガーゼマスクじゃなくて、不織布マスクの話です。国民全員に不織布マスクが簡単に手に入るようになり、そして強制的にマスクをつけさせながら社会をまわしていく。

不織布マスクはずいぶん中国からの輸入に頼っていたので、中国からは言って来なくなってKeep Maskと政治家が言いたくても言えなかった。しかし、国内の産業界が随分がんばっています。

 

news.mynavi.jp

同社は今回、政府からさらなる要請を受け、国内のマスク生産を強化する必要があると判断。政府の「国内投資促進事業費補助金」を活用して国内向け設備投資を拡大し、角田工場でのマスク生産体制を当初予定の6,000万枚/月から1億5,000万枚/月に強化する。

マスクの資材となる不織布も価格が高騰しているため、あわせて不織布の製造設備も工場内に新たに導入する。今回の国内マスク生産設備増強により、中国2拠点の工場の8,000万枚/月とあわせ、同社は2億3,000万枚/月の国内向けマスク供給を行える体制を構築する。

 

www.excite.co.jp

さまざまな業種で広がるマスクの生産体制。政府の要請を受けたシャープが、2月下旬にマスク作りを開始。当初は政府向けのみの出荷だったが、4月21日からECサイト「SHARP COCORO LIFE」で個人向けに販売する。販売する商品は「不織布マスク MA-1050」。SHARPの社名入りマスクだ。1箱50枚入りで税別2,980円。別途、送料660円が必要。立体三重構造で、花粉よりもさらに小さい生体ウイルスや微粒子の侵入をガード。鼻のラインにフィットする形状で、メガネのくもりを抑えるという。サイズは95mm×175mm。

 

なんとか5月中にKeep Maskできる環境を整えてほしい。もちろん、毎日使い捨てるなんて使い方はNG。私は・・実際2か月ぐらい1つの不織布マスクで過ごしちゃってますね。もったいなくて・・。しかもほぼテレワークでStay Homeなので、使う時間も少ないのです。でも、もし出社して会社でもずっとつけているとすれば、2か月1つを使いまわすのはあり得ないと思ってます。だから、上記のように不織布マスクをどんどん国内で作って、政治家がKeep Maskって言えるような状況になってほしい。

Stay Homeを強制するよりKeep Maskの方がまだ、社会をまわしやすいんですよね。

 

とはいえ、Keep Maskには弱点があるんですよね(仮にもし、誰でも不織布マスクを手に入れられるとして)。

それはご飯食べるときです。食べるときはマスク外さないといけないんです。

誰かと一緒に食べようものなら、厳しい環境となります。まだ、一人で黙々と食べる牛丼屋のようなところならいいんですが・・。

したがって、Stay Homeを止めてKeep Maskでまわす社会において、どう食事をとるかというのがポイントとなろうと思います。

外食しながら、しかもSocial Distanceを保てるお店があれば、流行するかもしれませんね。そういう意味では、外食産業も復活させるけど、店員はKeep Mask。そして席を工夫して密にならないようにする。これでも、自粛を続けるよりはマシなのでは。

 

この、緊急事態宣言、終わりは来るし来ないと人類の方が経済的に参ってしまいますから、出口戦略についてそろそろ議論し始めたほうがいいのでは、と思っています。

繰り返しますが、Keep Maskを徹底した社会では、ずいぶん市中感染が抑えられるのではないかと思います。今は・・マスクが手に入らないでしょう?。そして残念ながら政治家が「絶対マスクを着けて!」って言ってないんです。なぜなら、手に入らないから。

手に入るようになる状況を作ったうえで、マスクをしないと外を歩けないようにすれば、かなり効果てきめんだと私は思います(誰も言ってないけど)。出張だって旅行だって、コンサートだってすればいい。ただし「Keep Mask」で。

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