orangeitems’s diary

クラウドで働くインフラエンジニアの日々の感想です(ほぼ毎日更新)。



マイクロソフトはMicrosoft Officeにエントリー向けのRPAを加えるべき

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RPAに関する不満

2018年後半あたりから、相当にRPA市場が賑わってきていてどんな企業でも導入検討を始めているのではないかと思います。

とはいえ、RPAと一言で言ってもたくさんのソフトウェアが生まれていますし、だいたいが導入ソリューションと一体となっています。価格も100万とか1000万とか個人ではどうしようもない金額です。

今後のオフィスの生産性を向上させるためには不可欠なRPAですが、なぜマイクロソフトはまだRPAに未参入なのでしょうか。

どのオフィスにも、Microsoft Office、もっと言えばWord / Excel / Power Pointは当たり前のように導入されています。おかげで転職してもオフィスツールはどこでも同じで人間界の生産性を大きく向上させてくれたと思っています。

であるなら、RPAこそMicrosoft Officeに入ってしかるべきだと思うのです。なぜなら、オフィスの仕事は、WebブラウザとWord / Excel / Power Pointで9割がた足りているはずだからです。

どのオフィスに行っても同じRPAがあり、全世界で同じツールを共有しどんどん自動化していったとしたら、その成果物のメンテナンスも相当に保守しやすいはずです。

パソコンについてきたOfficeにRPAソフトが入っていて、参考書があれば皆勉強するでしょう。

もちろん、エントリー向けのスタンドアローンのRPAから始まり、今のエンタープライズで使われるようなサーバークライアント方式のRPAまで種類があってもいいと思います。今は残念ながらエントリー向けがありません。したがってシステムを刷新しないまま事務作業を自動化するSIとしてRPAが存在しています。

でも、RPAってもっとどのパソコンにも入っていて、独学しようと思えばチャレンジできるような存在になってもいいはずなのに、と思う次第です。

 

マイクロソフトはさっさとRPAベンダーを買収すべき

きっと、マイクロソフトは市場動向を見ながら対応するものだと思うのですが、スクラッチから作る暇があるなら、さっさと優秀なRPAベンダーを買っちゃったほうが早いと思うんですよね。

今やRPAツールが乱立していて、ツールそのものの優秀性よりどのSIベンダーが担ぎそのツールに合わせて教育を施すことで、市場優位性を作り出していると思います。

まどろっこしい。

Microsoft Officeという強力なソフトウェアがあるのだから、さっさとMicrosoft RPAとして入れ込んでしまえば世界は変わるのに。Excelを世界にばらまいた企業として、RPAまで責任を取ってほしいと思います。Excelは世界中の企業を表計算漬けにしたのですが、その副作用も非常にあったと思います。複雑な計算式やマクロが濫立し生産性を逆に下げてしまったというのは有名な話です。エントリーRPAをばらまいて、人々にロボティクスを啓蒙し、オフィスをもう一段改革してほしいと思う次第です。

そのためにも、早くマイクロソフトは表計算といえばExcel、RPAと言えばこれ、というツールを手に入れてほしい。どう考えてもエントリー向けにはそれが一番効率が良いと思うのです。そこからエンタープライズに進む方法はたくさんの企業が参入すればいいと思うのですが。

 

RPAを操れる人間を増やせ

もう一段話を進めると、RPAがこのままエントリー教育がおろそかなまま進んでいくと、成果物のメンテナンスがたちいかなくなるのではと思っています。いくらAというRPAツールを学んでも、転職したらBだった、では使えません。また、エントリー向けのRPAを学校やカルチャースクール、通信教育でたくさんの人々が身に着けるべきです。そしてそのツールは一種類のほうが良いはずです。

その延長上で、たくさんのオフィスにRPAが存在し、人材が流動してもメンテナンスできる、そうしないと、野良ロボットが作成者不明のExcelマクロのようにいつか暴れだして、生産性がだだ下がりする、そんな未来が来るような気がしてなりません。

マイクロソフトの奮起を願います。