orangeitems’s diary

クラウドではたらくエンジニアの日々の感想です。

休日に休むな? | 賛否両論を考える

f:id:orangeitems:20180904152437j:plain

 

休日に休むな

なんだか面白い記事が話題になっているので私も参加します。

 

news.livedoor.com

 

 

考察

否定的なコメントも含めて反応が面白いです。間違いなく、経営者や管理職が従業員に「休みも休むな仕事しろ」と言ったらパワハラ案件、もしくは労働基準法違反ですね。ただこのツイートはそんな意味は全く入っていないですね。

行政機関にしろ会社にしろ、労働という言葉で区切った時点で、誰かに管理されるという性質を持ちます。社則に基づいて労働者は働きます。労働基準法に基づいて社則が決まっています。その精神を破るのであれば法的に問題であり、法の概念に対する反抗です。否定的な意見のソースはここから来ています。

一方で、自分の活動を管理するのは自分であるという立場の人はどうでしょう。スポーツ選手は試合に出ることを労働だとは思っていないでしょう。また試合に出ていない間を休日だとも思っていないでしょう。自分が全て判断し決めることです。本田選手ともなればオフの日すら勝負がかかっているのかもしれません。オフに何をするかで試合の結果が変わってくる。そういう意味では「休日」の捉え方が労働のそれとは大きく異なっているのはいうまでもありません。

むしろ、本田選手の考え方からいえば、会社に出ているのに何も成果を出していないのは、「働いているけど休日と同じ」なのかもしれません。成果を出すための活動に、労働も休日もないという意図だと思います。その延長線で考えれば、自分にとっての成果とは何かをきちんと考える必要があります。会社に行って指示に従っていればいいと思った時点で、それは労働時間と休日というカテゴリーしかなくなり、休日なのに労働しろとはどういうことかという反応しかできなくなります。

人によって成功の定義はバラバラだとは思いますが、何がしか成功を定義した時点で、労働かどうかに関わらず成功に直結しているかを毎日考える必要はあると思います。もし環境が悪いのであれば環境を変える必要があるのかもしれませんし、その前に何か行動して自分の環境を変えるための努力をするべきなのかもしれません。別部署への異動を希望したり、同じプロジェクトの中でも未経験の仕事に挑戦したり・・。できることはいろいろあります。

また、労働と成功を同じ延長線で考える必要すらありません。労働の中で得た経験をオフの日に活かして、副業やボランティアで結果を出すのも良いのかもしれません。世帯持ちであれば家族に還元しても良いです。ただ労働は人生のうち大部分の時間に相当するので、労働を切り離すのは難しいのかもしれませんね。

本田選手も、サッカープレイヤーとしての自分だけを成功のステージと考えておらず、経営者・指導者・投資家、いろいろなことに挑戦されています。それぞれ成功するかどうかはわかりませんが、志は高く、オフであっても時間が足りないと思っているはずです。サッカープレイヤー一筋が成功と考えている人にとっては、「サッカー以外のことをするからサッカープレイヤーとして中途半端」という人もいそうですが、これは成功の定義の問題であって、余計なお世話だと思います。

管理されることに慣れっこになって、自分の成功の定義や、それに対するプロセスを見失わないように一般の我々も見習わなければいけないと思います。もちろん、労働を、労働基準法や社則を逸脱して休日もやりなさいと言っているわけではないです。自分の人生からみて成功のために有意義に時間を使おうということです。当然仕事で成功するためにオフに勉強して仕事に活かそうというのはストレートな行動ですが、そんなにわかりやすいものではないと思います。仕事の成功が、本当に自分の成功なのかは一度考えなければいけないですよね。

 

補足

私自身は、人に管理されるのがすごい嫌いなので、こういう考察なんだろうなと思います。管理されるのがフィットするし当然というタイプの人もいるでしょう。個性の問題であり、善悪ではありません。

ただ労働/休日という概念から離れて、人生をフラットに考えていくのは重要だと個人的には思います。

 

直撃 本田圭佑 (Sports Graphic Number)