orangeitems’s diary

クラウドではたらくエンジニアの日々の感想です。

仮想通貨投資を今から始めるなら、守っておきたい6つのポイント

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今から投資を始めるなら

仮想通貨投資は今もって話題です。いろいろな出来事がありますが投資対象としては他より優秀だとは思います。アメリカの株式はそろそろピークアウトしたようですし、それにつれて日本株も急落しています。FXもここから一本調子に円高に向かうのか、それとも円安に向かうのか読みづらい状況です。

一方で仮想通貨ですが、大きく見て上昇する方向なのがわかっています(ただし相場なので100%は言えませんが)。

 

 

なぜ仮想通貨は上がるか

マネタリーベースという言葉はご存知でしょうか。マネタリーベースとは、現金の通貨と民間の金融機関が中央銀行に預けた金銭の合計のことを言います。日本円でいうと、市中に出回っている貨幣と、各銀行が日本銀行に預けている日本円の合計です。つまりどれだけ世の中に日本円が存在しているかということです。

日本だけに限らず、アメリカ、中国、ユーロ圏でマネタリーベースがここ10年ぐらいで急増しているのをご存知でしょうか。日本銀行のページにマネタリーベースの数字は公開されています。

マネタリーベース : 日本銀行 Bank of Japan

今年に入って477兆円という数字ですが、2010年には100兆円しかありませんでした。これはアメリカが急激にマネタリーベースを増やしたことで民主党政権の時に急激に円高となり75円/ドルまでつけたことを思い出します。

www.nikkei.com

日本はアベノミクスをはじめて、大規模な金融緩和を行いアメリカのマネタリーベースに追いつくことにより円安が急激に進みました。最近になって日銀の黒田総裁がアベノミクスの出口戦略を描くようになり、マネタリーベースの増加スピードも鈍化したことで、円高に振れ今105円をつけていることは理解できるところです。アメリカも債務上限をこの前引き上げたことでドルのマネタリーベースもここから増加していくことが決定的となって、金利上昇圧力が高まっています。

このように、貨幣の量というのは国の思惑でどんどん増えていきます。日本がこれだけマネタリーベースを増やしたのに、結果的に日米間で安定しているのは、アメリカも増やしているからです。日米間のマネタリーベースの比率をグラフ化したものをソロスチャートと呼び、これをドル円相場の重要な指標として見る人もいます。これが0.8だったり1.2だったりで変動しますが、結局は日本はアメリカを睨みながら歩調を合わせているに過ぎないと推察します。

我々の持っている円だったり、世界の基軸通貨であるドルやユーロはこのように市中に出回るお金はどんどん増えます。ところが、仮想通貨、例えば代表格であるビットコインのマネタリーベースは上限が決まっています。2100万ビットコインです。これ以上は技術的にあたらしくマイニングなどで増えることはありません。現在で1500万ビットコインほどで、10年で4倍となった日本円と比べるとかなり緩やかです。ということはビットコインと円やドルとのマネタリーベース比率はどんどん開いていきます。したがって黙っていても、価値は上昇していくというのが有力な説になっています。

とはいえ、ブームになって短期的な売買が増えていくと、2018年の頭に250万円/ビットコインをつけた相場が今半値の120万円あたりで推移していますが、このように損失となります。買えば必ず得をするわけではないのが投資のリスクですが、このあたりは長期投資として捉えれば理屈的には上がっていくものと思われます。ビットコイン自体の信頼性が失われるような事件が頻発すればこれもまた変動要因でしょうが。これは、日本円でも、今楽天カードがシステムトラブルで使えなかったりしますので、仮想通貨に限った話でもないと思います。通貨の問題ではなくシステムの問題だとも言い換えられますので、一朝一夕で評価が急変することも考えづらいとも思います。

 

守っておきたいポイント

もし仮想通貨投資を始めるなら守っておきたいポイントを記載しておきます。個人的な意見ですので、他の情報源と合わせてご判断ください。

取引所を複数持つこと

コインチェックや、Zaifのトラブルなど、まだ取引所の技術は成長段階にあることもあり不安定な一面があります。1つの取引所だけで対応していると、その取引所がリスクにさらされたとき、全額が取引不能になるおそれがあります。いくつかに分散することでそのリスクを軽減できますので、口座は複数持つのがおすすめです。

取引所は、金融庁の仮想通貨交換業者登録を受けていること

取引所はたくさんありますが、金融庁が正式に登録をしている取引所を選ぶべきだと思います。「みなし取引所」という現在登録中の取引所は注意が必要です。コインチェックもみなし取引所でした。

仮想通貨交換業者一覧|金融庁
http://www.fsa.go.jp/menkyo/menkyoj/kasoutuka.pdf

仮想通貨の種類に気をつけること。また複数種類持つこと。

仮想通貨にも種類があります。取引所の取り扱いが少ない仮想通貨はハイリスクハイリターンだと思ってください。まだ流通してから間もなかったり、その通貨の発行目的が特殊だったりします。1つの仮想通貨だけ保持していると、その仮想通貨のニュースに大きく変動しますので、何種類か保持することでリスクを分散できると思います。

生活資金は投入しないこと

これは、仮想通貨に限らず投資の鉄則です。もし投資の中でトラブルなどがあっても生活は万全であるように運用を心がけましょう。余裕資金を回すことが重要です。

税金に気をつけること

利益を確定したら翌年の確定申告が必要です。過去の記事でも触れました。

仮想通貨の税金はどうやっても逃れられないという話 - orangeitems’s diary

口座や仮想通貨の種類を分散すると、かなり税金まで把握するのが難しくなります。このあたりは、下記記事などを参考に、できるだけ自動化するのが望ましいと思います。

jp.techcrunch.com

短期投資は避けたほうがよいこと

前半で書いた通り、短期的な上下が激しい状況なので、あまり値動きは気にせず定期的に積み立てたほうが無難であると思います。思いがけなく短期的に急上昇した場合はこれまでのものを利益確定したりするもの手かと思います。このあたりは個々の価値観となると思います。

 

まとめ

かなり基本的、原則的なことを書き連ねましたが、意外とどこかが抜けていて、リスクを被る人は少なくないと思っています。少額でもいいので試してみたら勉強になると思います。怪しい話に乗る必要はないと思います。全てを無難に運用し、それでも結果が出る可能性のある少ない投資商品だと思いますので、ご検討ください。