orangeitems’s diary

40代ITエンジニアが毎日何か書くブログ

YouTubeショートショック、に見るネットのお金の激しい動き

 

初めて聞いたんだけど、そんなことがあるんだね。

 

www.businessinsider.jp

YouTubeショートの再生数が増加したことから「YouTubeショートを除く動画再生回数が当初の想定を下回る推移をしたこと」

 

TikTokがなんか好きじゃない、と言う人がYouTubeショートに流れるのはわかるんだけど、そのせいでYouTube動画自体の再生回数が下回るというのは、かなり考えさせられる。

このブログだって、何かのサービスが出てきたら読まれる回数が激減して、それでやっていけなくなるかもしれないんだな、と。

結局UUUMはどうするんだろうか。抱えているタレントたちに、大量にYouTubeショートをやって、そっちで収益を回復せよということになるんだろうか。

一方で、VTuber界隈はすごくお金が廻っているというよね。

 

www.businessinsider.jp

2Dや3Dのキャラクターをアバターに用い、ネット上で活動するVTubeのプロダクション「ホロライブプロダクション」を運営するカバーが5月12日、上場後初となる2023年3月期(2022年4月〜2023年3月)の通期決算を発表した。

売上高は前期比で49.7%増となる204億5100万円だった。営業利益は34億1700万円、経常利益は33億8500万円。純利益は25億800万円で前期比101.6%増となった。

 

UUUMとカバーの売上が結構同じレベルだったりして、どうにもYouTubeショートショック、と言う言葉だけで低迷を説明するには言葉が足りないような気はするんだよね。

なんとなく、YouTubeで稼ぐ、という市場自体は飽和状態にあるような気はしていて、キャラクターを通した物販や提携CMのようないわゆる「案件」が鍵を握っているんだろう。一方で、案件だらけの動画を誰が見るんだと、ファン離れも起きるので、なんとも水物の世界だなと思う次第である。

 

VTuber市場の方を深掘りしてみようか。

 

bizspa.jp

 VTuber事業「にじさんじ」等を展開するANYCOLOR株式会社。2022年6月8日に新規上場し、公募価格1530円に対して初値は3.2倍の4810円をつけました。2022年10月27日には1万3790円の超高値をつけています。時価総額は一時3758億1774万円に達しました。

 しかし、現在では5000円前後を推移しており、当時ANYCOLOR株をつかんだ投資家は、その価値が3分の1ほどになったことになってしまいました。目立った悪材料が見当たらないANYCOLORですが、株価が失速したのはなぜでしょうか?

 

今見てみるとANYCOLORの株価は7,420円(7/10現在)で、回復している。

 

市場を眺めていくと、YouTubeだけの広告収入じゃ食えんと。YouTubeは知名度を上げるための一つのメディアであり、有名になったあとどうやって食べて行くんだ、ということがポイントなんだな、とわかる。

だからと言っちゃなんだが、せかせか毎日動画を上げたり、チャンネル登録数を上げようとがんばったりすることって、おそらくそれだけじゃ成功しないんだな、とわかる。

その後、知名度を上げた後、あなたどうするの、と。

例えば、私が物販したら誰か買うか?、買わんよなあ・・。

 

ということで、私はこのブログという、何とも言えないメディアに出没して記事を量産しているけれども、隣の畑はえらく大変なことになってるなと思ったのだった。