orangeitems’s diary

クラウド専任の40代インフラエンジニアが書くブログ。新規事業マネージャー。20世紀末の就職氷河期スタート時にIT業界に文系未経験で入りこみそのまま生き残った人。

初月無料100連ガチャ付き!みたいなおトクな新卒採用が来そう

 

いいなー、初任給42万かー、と思ったけどちょっと待てよ。

 

www.nikkei.com

サイバーエージェントが2023年春の新卒入社の初任給を42万円に引き上げる。営業やデザイナーなどIT(情報技術)人材以外では、22年春入社と比べて2割超の大幅な増額となる。ソフトウエア開発などIT人材の争奪戦が激しさを増すなか、IT人材以外にも厚待遇を提示する。優秀な人材を確保するため、異例の賃上げの動きが広がってきた。

 

これ、多分、お仕事できなかったら、2年目から給与が引き下げられるよね。できる社員にはめっぽう払い、できない人は再評価するっていう、実力主義。

1年目はお得だけど、2年目以降でお得かは多分、能力次第だろうなと感じた。そんなうまい話はないんじゃないかな。優秀な学生は優秀なはずだから、2年目以降も優秀だろうけど、そうじゃなかったときの保険はかけているはずだ。

ゲーム作ってる会社っぽい発想だなと思うけど、とりあえず無料でユーザー数を増やし、序盤まではスムーズに進ませて、あとは課金してくれる(優秀な?)ユーザーを手に入れる。

無課金ユーザーも残るけど、まあそれなりの進行しかできない、というね。

その構造に似てるなぁと思った。

会社経営としては、できる人にはたくさん支払いその分利益が出て、会社も大きくなるというシナリオを立てる。問題は、全員の給与を上げるのは愚策ということ。結局はできる人のモチベーションを削ぐことにもなりかねない。もっと成長したらもっと給与が増えるかも、というルールを社内に浸透させないと、やる気は下がる方向に流れるよね。

制度設計が非常に上手そうな会社なので、本当に実力に自身があり、自分を成長させることに責任がある人が行くべきだと思うな。会社にぶらさがる気であれば、よほど、いわゆる普通の一般的な日本企業の、古典的な給与体系の方が、安定していると思う。

 

こういう記事もあった。

 

news.yahoo.co.jp

 ただし、初任給が高くても、その後、給与が上がっていく保証はなくなる。ジョブ型の賃金制度や役割主義の賃金制度では上位の職務・役割を果たせると認められない限り、給与は上がらない。実際に導入企業では40代であっても20代と同程度の給与しかもらっていない人も多数存在する。

 また、一度、上位の等級に就いても職務・役割を果たせなければ降格し、給与も下がるなど、給与のアップダウンが激しくなり、社員間の給与格差がこれまで以上に拡大する。

 初任給アップは必ずしも手放しで喜べるわけではない。これまで以上に成果と専門性が厳しく問われることになり、将来のキャリアを見据えた自己研鑽が今まで以上に必要になる。年齢を重ねるうちにスキルや専門性が陳腐化したり、ビジネスモデルの転換で必要とされないスキルとなってしまえば、自らの出処進退を迫られることになりかねない。

 

まあ、そういうことなんだろうな・・と。

特にゲームを手掛ける会社に多いような気がするけど、やっぱりゲームって制度設計がポイントだから、人事制度もゲーム的に考えるのかもしれないなあ。

会社員なんて、会社から見たらサブスクみたいなもんだから、入社をできるだけ魅力的にして、あとはうまく人件費合計を落として、できる人も、普通の人も、適性価格で長く使いたいって感じだろうからね。

学生も、人事制度がバラエティーに富んだ会社がどんどん現れて、なかなか迷うだろうね。時間が経たないと何が正解かわからない様子。