任せて任せて勝手に育つ部下

 

たまにはいるもんだなあ、と。

マイクロマネジメントせず、しかもリモートなので逐一何やってるかはわからないけど、とにかく任せるときは、まるっと任せた。もちろん、丁寧に任せたし雑な仕事の渡し方はしなかったけど、すごくちゃんとやってくれる部下。

ちゃんとやってくれる上に、目的まで理解してくれて、非常に心強い。

そういう人たちがここ最近、複数現れて、何か私の知らないところで工夫し、進化していてびっくり。ここ数年、手取り足取りやったけど、なかなか理解してくれず、困ったなあみたいな感想のほうが強かった。

うーんでも、それは自分自身の変化なのかもしれないなあと。全部を網羅しようとした管理の仕方、いわゆるマイクロマネジメントが強すぎたのと、リモート生活のやり方になじんでなかったのと、両方か。

コミュニケーションにおいて、部下がどれくらい進捗しているかより、自分自身がどれだけ部下に情報発信したかのほうを優先することにした。相手に伝わってるかどうかは、実際わからないよね。でも、自分が発信しなきゃ一生伝わらない。だから相手が理解しているかどうかより、自分の発信量と発信技術、伝え方を大事にするようにした。

また、部下の技術レベルやモチベーションをあまり気にせず、無制限に信頼することにした。やっていただいていると思うことにした。

 

とまあ、何の心境の変化かわからないけど、あんまり管理しないようにした結果、管理されている方の結果が非常にいいとはね。

たまにWeb会議やってるときも、お互いの仕事の進捗状況のコミュニケーションはそこそこに、雑談を多めにしようと思ってる。雑談できる関係のほうが情報吐き出しやすくて、仕事しやすいもんね。

仕事しやすけりゃ、仕事の能率も上がり、結局モチベーションも上がるんだけど、それを邪魔するのは上司なんだなあって、他人事のように思ったりもする。

つまり、管理職や上司って「仕事やってんの君?」っていう仕事じゃない。部下がもっと仕事できるようにするサービスを行うことが仕事なんだろうね。仕事をしていただくために、上級者として何を提供してあげればいいのかな、と。そうやって、支援的な態度で接して今回わかったのは、ああ勝手に育つんだな、育てるっていうのが間違いだなと言う認識。

よくよく考えれば自分自身も、まわりの環境から放置されて、自分で資料だ情報だを探して学んで、勝手に育ったな、と。それができるのは本人の資質だ、なんて思ったけど、これって、案外上司がサポートしてやれば、再現するのかもしれんなと、今回強く思った。

部下の放置ではなくて、部下への情報提供と、任せたことに対する信頼。いい結果についてはきちんと評価して、もっとできたことがいいことについては、上級者がやって見せる。それを身に付けろというのではなく、とにかく見せる。学んでくれることを義務としない。とにかく見せてあげれば興味を持ってくれるし、ある程度時間あるときに、実際にやらせる。それを確認してあげる。

 

まあ今回、結果が出てしまったので、ますますそうやっていくしかないかなと思ってる。任せて任せて。どんどん任せて。で、私の仕事が全部奪われるのを楽しみに待とうかなって思ってる。そしたら私の負けなので、新しいことどんどんやってて、前に進みたくなった。部下だけのためじゃなく、自分のためにも、こりゃいいな、って思ってる。