orangeitems’s diary

クラウドで働くインフラエンジニアの日々の感想です(ほぼ毎日更新)。

インフラエンジニアから開発エンジニアを見て思うこと

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久しぶりにオフィスに行ったんだけど、すごく活気があった。やっぱり、みんなオフィスに集まって仕事したいんだねと。ワイワイして仕事するの大好きなのね。ま、私はとても警戒心が強いので在宅継続だけど。

インフラエンジニアの私からみて、開発エンジニアの方々はなんだか結束感みたいなものを感じる。一つのシステムをチームを組んで作り上げるから、いろんなドラマを一緒に経験するし親近感も沸くよね。

そもそも、顧客の要望、って結構アナログで、ヒアリングしてみていろいろわかることがある。最終的にはプログラミングしてシステムになるから、IT業界ってコミュニケーション能力あまりいらないみたいなイメージがあるけれどとんでもないと思ってる。もともとは、ITとは関係ないことを正確に聞き出し、その上でITの世界に当てはめなければいけない。しかも、それを顧客に理解させなきゃいけない。

その上、顧客側のコミュニケーション能力が満足でない場合がある。だからと言って、「お客様、コミュニケーション能力を向上させてはいかがですか?」なんて言おうものなら出入禁止を喰らうだろう。あくまでも顧客を気持ちよくさせなければいけないし、その上で顧客が本当に要望することをしゃべらせ、かつそれを理解し、言語化しなければいけない。多分、大多数の人々が考えるITとは真逆の仕事だと思う。

まだね、インフラエンジニアは、相手はハードウェア、ネットワーク、ソフトウェア、みたいなITの世界の話だから、ITの枠はあまり超えないんだけど、その目線から見た時の開発エンジニア。どんどん顧客の業務に詳しくなる。開発エンジニアの中にはそのまま引き抜かれて顧客側に転職しちゃう人もいる。ITというよりは業務と言われる分野で、システム化するにしろ顧客がやっているビジネスを理解しなければいけない。そうなるとね、開発エンジニアで特に上流(要件定義・外部設計)やってる人って、ITって雰囲気じゃないんだよね。

あくまでもITはツールであって、まずビジネスありき。どうやって実装させるの?ってときにインフラエンジニアも必要になる。で、開発エンジニアと話をするとね、やっぱりコンピュータが大好きみたいな人は(私の観測範囲では)少なくって、システムを作っていくのが楽しそうだ。それはちょっと、目線と言うか、ITに対しての立ち位置が全く違うんだなと思う。どういう体制を構成してどう管理して、そして成果物をどうするか、みたいなことの方がよっぽど大事で、そのためのコミュニケーション能力であったり、チームワークを大事にするところをすごく感じる。むしろ、ITはあんまり好きじゃなくて、家にパソコンもない、なんて開発エンジニアと出会ったことがあるけど、でもそれでも開発エンジニアとしては相当偉くなっていた。

とは言え、実装方法に興味がないわけじゃない。むしろ、実装が悪ければどんなにいい設計をしても品質に跳ね返ってくるので、命がけで実装方法は選択してた。でも実際に実装するのは組織的に若手に渡ることが多いので、やっぱり、システム構築上一番安全で、楽ができて、しかも人気で関連技術者も多く保守の時に困ることがない、実績がある、など、やっぱり目線が違うんだよね、インフラエンジニアとは。

そりゃあさ、インフラエンジニアも同じことを考えるけど、基本は「新しいハードウェア/ソフトウェア/クラウド、楽しい~」みたいな、コンピューター好きな属性は隠せなくって、ついつい面白そうなもの選んで後で後悔しちゃうこともあったりして(それは誰にも言えないけど)。

最近はDevOptsなんて言葉もあり、開発エンジニアとインフラエンジニアが感情的に対立するような時代じゃない、助け合っていくのが普通だと思う。でもやっぱり、話したり、活動しているのを横目で見てると違うんだよなあ、ノリが。まあ、彼らも私たちインフラエンジニアを、違うんだよなあ、ノリが、って思われているのかもしれないけどね。