orangeitems’s diary

クラウドで働くインフラエンジニアの日々の感想です(ほぼ毎日更新)。



不遇な氷河期世代は転職の準備を始めるべきとき

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氷河期世代を積極採用との日経記事

このニュースは画期的だと思います。

 

www.nikkei.com

総合物流の山九は「就職氷河期世代」の30代半ばから40代半ばの人たちに限定した中途採用を始める。2022年までの3年間で計300人の採用枠を設ける。政府は就職氷河期世代の支援を打ち出している。一般的な中途採用に比べて人材育成コストなどは必要になるものの、山九は他社に先駆けて同世代の採用に乗り出すことで人手確保につなげたい考えだ。

 

なぜ画期的か。

 

www.mhlw.go.jp

雇用対策法が改正され、平成19年10月から、事業主は労働者の募集及び採用について、年齢に関わりなく均等な機会を与えなければならないこととされ、年齢制限の禁止が義務化されました

 

基本的に、年齢の幅を設けて採用活動をすることは禁止されているためです。

しかし、今回は氷河期世代の救済に限られこの制限が緩和されます。ハローワークを通じて募集することでこれを可能とします。氷河期世代だけに求人枠を設けて募集をかけることが、今回日経新聞の記事になったということは大きな出来事だと感じています。

 

氷河期世代はリトライのチャンス

私自身が氷河期世代なので実感を持ってわかります。これはチャンスの到来です。

特に人材不足の業界を中心に、今後氷河期世代に絞った募集が続出すると思います。もちろん人手不足の業界は、飲食業界、介護業界、建設業界、教育業界など、ITの力では合理化しづらい人手が必要な仕事に偏ると思います。ただ、イコールブラック企業かというと違うと思っていて、人材不足だからこそ無理な働かせ方が生まれてしまうのです。需要と供給がマッチすればそれは単なる仕事です。いずれ仕事量と人手がイーブンになれば良い状態となります。であれば、早くジョインした方が良い待遇を得られる可能性が高くなります。

むしろ、現在のオフィスワーカーのほうが問題を抱えていると思います。極度にIT化が進んだために人手の方が多すぎて時間を持て余している現場が続出しています。そんな職場が長年継続するとは思えません。

この状況の中、あえて氷河期世代のみ優先して募集がかかる期間が3年です。

 

www.orangeitems.com

 

この3年間がチャンスです。今、非正規等の処遇で待遇が全く改善されず困っている方はこのチャンスを逃すべきではないです。人手不足の会社にはチャンスがあります。仕事は確実にあります。そして正社員待遇ですから、今までの不遇な環境を一新できる可能性があります。

 

サポートステーションの利用を

いきなりハローワークへ行く前に、厚生労働省が管轄する「サポートステーション」という窓口があります。今日、50歳まで利用を拡大する報道がありました。もともとは、「39歳まで」という制限がありました。

 

www.jiji.com

厚生労働省は、さまざまな理由で就学や労働をしていない「無業状態」にある人に対し、就職へのステップとして各種の支援を行う「地域若者サポートステーション(サポステ)」の対象年齢を「40歳未満」に加えて「40~50歳」にまで拡大する方針を固めた。近年、無業状態にある人の高年齢化が進んでおり、若い頃就労の入り口でつまずいたことが、自立を困難にしている要因とも指摘されているため。

 

公式サイトもあります。

 

saposute-net.mhlw.go.jp

地域若者サポートステーション(通称サポステ)は、 働くことに踏み出したい若者たちとじっくりと向き合い、 本人やご家族の方々だけでは解決が難しい「働き出す力」を引き出し、 「職場定着するまで」を全面的にバックアップする厚生労働省委託の支援機関です。

 

サポートステーションはハローワークと連携しています(どちらも厚生労働省の管轄です)。したがって、まずこちらの窓口に相談し、今後の進め方を専門家と一緒に考えていくのがベストだと思います。

世の中、いろんな世界がありますから、偏見を捨てて広い目でこのチャンスを活かしていき状況が改善する方が増えることを願います。