orangeitems’s diary

クラウド専任の40代インフラエンジニアが書くブログ。新規事業マネージャー。20世紀末の就職氷河期スタート時にIT業界に文系未経験で入りこみそのまま生き残った人。1日2記事投稿しています(0:00、12:00)。

就職氷河期世代は、もはや救われる存在ではない

 

2023年。

就職氷河期の定義とは何か、改めて調べなおしてみる。

 

www.kaonavi.jp

就職氷河期とは、社会的に就職難となった時期のこと。時期的には1990年代初頭〜2000年代半ばを指し、1970年〜1984年に生まれた世代が大学を卒業して就職活動時期に差し掛かった頃です。

 

ということは、年齢に換算すると、39歳~53歳となるらしい。

おそらく、もうそろそろ、この就職氷河期世代という言葉自体もだんだんと口にされなくなっていくんじゃないか。もう下限で40代にいよいよなろうとしている。

社会人としては中間地点を超えているので、キャリアの仕上げにかかるころか。もしくは現キャリアから完全に転身してセカンドライフを過ごすみたいな時期だと思う。

そもそも、だいぶんこの就職難、という感覚が人々に忘れ去られようとしている。そして、少子化や人手不足の方に今人々の目が向き始めた。

この年齢帯、よく考えると働き盛りである。そして、団塊ジュニア世代から、その下の世代まで40代に横たわる人々。実は人数も多い。

 

統計ダッシュボード - 人口ピラミッド

※2020年のもの

 

70代より上の人たちがどんどん引退していくときに、どうにもこの就職氷河期世代の層に順番が重要な役割が回っていかざるを得ない。

世代が救われる、なんて発想より、今、日本が分岐点にいるっぽい状況で、気合入れてがんばらなきゃいけないのは、我々就職氷河期世代じゃないのか、という気がする。

そりゃ、踏んだり蹴ったりの20代30代という思い出の方も多いと思う。でも人生100年と考えると、そのたかだか2割くらいの時間である。しかもこれからまだ何十年もあるのに、「救われる」という立場を継続するのってどうなんだろうか。

デフレ時代と、終身雇用終了が重なり、上の世代のような「甘い汁」を吸う機会などみじんも無かった就職氷河期世代だが、これまでと、これからが断然違うポイントがある。それは、今の人口構成から言って、我々世代の意見は重い。伊達に社会人経験は皆長くない。積もる話がたくさんあるはずだ。その経験は、苦労に満ちたものだと思うが、それこそが今の若い世代に対して「金言」になる。というのも、今の若い世代が数が少なくなっていって、苦労が我々の時代ほどなかなかできないようになっているからだ。経験豊富な世代が、しかもこれだけ社会において人数が多いと、声が大きくならざるを得ない。

上の世代が、年々加速度的に社会の舞台から去っている。長らく変わらなかった社会基盤自体が大きく変わろうとしている。その際、活躍せざるを得ない我々、いつまでも、何かに救われる存在であってはならないと思う。

就職氷河期世代、勝負は「これから」だ。そう考えると明るくなるのではないか。もうチャンスしかない。もう、我々がやるしかない、という状況が生まれつつある。若い世代と手を取って、新しい明るい社会を作っていくイメージを持っていこう。