稟議書を作ってみた
あまりにも4GBメモリーで消耗している人が多い雰囲気なので、稟議書を作成してみました。昔のPC(特に32bit版OS)を使い続けていてメモリーが4GBで足りている上司を持つと苦労すると思います。
コピペしつつ、現場の状況に合わせて改変いただければと思います。
稟議書テンプレート
稟議書名
個人用PCメモリー増設のための備品購入について(4GBから8GBへの増設)
調達希望備品
個人用PC増設用メモリー4GB
※種類、入手先については情シス部門にて決定していただく。
なお、増設については自身で行うため作業等は不要
予算
10,000円
※Amazon.comにて調べた限りでは、7,000円程度。
希望納期
可能な限り早く。
申請理由
(1)事務作業の生産性向上のため
現在、個人用PCとして、Windows 10 Professional(64bit)を支給されています。本PCはメモリーを4GB搭載しているのですが、OSを起動しただけで3.5GBを消費している状況です。その後、業務上必要であるWebブラウザを起動しただけで、メモリーがひっ迫してしまう状況です。
(例)
Google Chrome起動後:3.8GB
Google Chromeにて、Gmailを開いた後:4GB
Google Chromeにて、2つ目のタブを開きYahoo! Japanを開いた後:4.1GB
Google Chromeにて、3つ目のタブを開き社内用のSlackを開いた後:4.45GB
上記のように、単にWebブラウザにて業務上必要なアプリケーションを開いただけで、物理メモリの4GBを超過する状況です。したがってメモリーのスワップが発生します。スワップが発生するとPCでの作業すべてにスローダウンが発生し、現在業務の大きな妨げになっております。なお、複数のブラウザ(IEやFirefox、Edgeなど)を試験する場合でも上記と同様のメモリーを消費します。
また、ワードやエクセルでの文書作成作業において、複数のファイルを開き作業をしたいのですが、上記のスワップが発生し作業速度が低下しています。また、インターネット上での調べ事一つであっても、メモリーが枯渇している状態だとページの表示スピードが深刻です。
(2)ローカルにおける開発環境の構築を可能にし、開発効率を向上させるため
社内に開発サーバーがあり、こちらでコンパイル・ビルドなどを実施し開発しています。しかし、もしメモリーに余裕があれば、PCローカルにてLinuxの仮想環境を構築しテストすることができます。
これが実現すると、開発サーバーのリソースが部員にて取り合いとならず、品質が一定程度担保されたものだけアップロードし利用することができるようになります。
今後、開発はDockerコンテナ上で行っていく見込みですが、Windows上でDockerを動作させるためには少なくとも1GB程度の空きメモリーは確保する必要があります。現在の状況では(1)の通り、事務作業にすら支障をきたしている状況であるため、まずは8GBへの増強を希望します。
備考
SSD換装についても需要があれば書いてみます。