CMを減らせないか
ここ最近、気が付くとNHKしか見ていません。
子供の時はNHKなんて高齢者の見るものと思っていた節があったのですが、まさか自分にそんな時期が来るとは。
民法テレビが本当につまらなくなってしまいました。NHKとの実力の差が歴然です。
民放テレビ局に改善案があります。
CMの量を今の半分にし、CMスポットの価格を倍にしたらいかがでしょうか。
一つの番組の中のCMの時間が長すぎます。
しかも、CMの前後で同じ内容を被せてきます。
これでは、視聴者も時間の無駄遣いです。
CMは必要だと思うのですが、番組を見る集中力を切らすぐらいに腰を折っています。このため番組の魅力が下がり、視聴率も下がります。CMの価値も下がります。すべてが悪循環に思います。
今やCMやスポンサーによる制約のないNHKにクリエイターが集まりつつあるのではないでしょうか。
テレビ局も多すぎる
関東では民放キー局が5局ありますが、朝のニュースにワイドショー、昼もワイドショー、夕方はニュースと、同じ内容を観方を変えて放送しています。
人口も減っていく日本ですし、キー局も2~3局に減らしたらいかがでしょう。
その分電波を開けて、違うビジネスモデルの放送局に新規参入させてもいいでしょう。
今日、三菱UFJと三井住友のATMを共通化するとのニュースがありました。
同じことを別々にやるというのは無駄の典型です。民放テレビはどの局も似たり寄ったりで、CMが番組に対して比率が多すぎ内容が薄まり過ぎです。しかも出演者も各局持ち回りです。
このところ、テレビ局は本業ではビジネスがうまく行っていかず、副業とされてきた不動産や投資の方が好調と聞きます。
子供のころからテレビっ子で育った私としても、民放テレビがこのまま凋落し、NHKだけ見ていれば良くなっていうのは悲しいです。
民放各社は未来志向にて、総務省と協力して、今後の民放のあるべき姿を構築してほしいと切に願います。今や番組の内容も予算が取れずに何とか企画でやりくりしたようなものが目につきます。その上、前段のCMの長さも相まって、見るに堪えない状況で、NHKに流れてしまうことが何度もあるのです。
テレビ局が減ると、業界関係者の仕事が減ると連想されるでしょうがむしろ逆で、予算の高い番組が増え、番組一つに対してもっと人手をかけられるようになると思います。
今後は、NetflixやAmazon Prime Video、Youtube、DAZNなど外資の番組もどんどん普及していくでしょう。AbemaTVも頑張っています。勝負が決まる前に、今の銀行ぐらい危機感を持って、業界全体で改善策をひねり出してほしいと思います。
民放テレビの凋落は始まっている
おそらくいろいろなメディアが、民放テレビのビジネスモデルが危ういことを報じているのではないかと思いました。
実は、これから先はもう、調子のいいテレビ局など存在しなくなる。なぜならば民放テレビ局はすでに構造不況業種だからだ。なぜ民放は構造不況業種なのか、なぜ構造不況業種になると儲からなくなるのか、その3つの理由を解説しよう。
ところが5月、民放キー各局の決算が明らかになると、状況はかなり深刻なことがわかってきた。全局の広告収入が前年度比でマイナスに転じていたからだ。これはリーマンショックが起こった2008年度および2009年度以来で、テレビ広告が厳しい状況に晒されていることを示している。
まだ、各テレビ局は「副業」でなんとかしのいで行けるのかもしれませんが、一視聴者としては、民放は合併しチャンネル数を減らすなどして、番組の密度を上げていただきたいです。あまりにもここから変わらなければ、民放を誰も見なくなる日も遠い将来ではない、と思いますがいかがでしょうか。