orangeitems’s diary

40代ITエンジニアが毎日何か書くブログ

そう思う>>最短距離を走っていては見つけられないような情報がいっぱい見つかるんですね

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なんで勉強しないといけないのか

素敵な記事を一日の終わりに見つけました。

 

www.yomiuri.co.jp

その結果、「ゲームをクリアするまでの最短距離を走るのではなく、一見有効ではなさそうなことをいっぱい試してみる」というやり方をとるようになりました。そうすると、最短距離を走っていては見つけられないような情報がいっぱい見つかるんですね。それでかなり強くなった。

 

人生何が役に立つか全くわからない

役に立つから勉強するというのは、モチベーションとしてはわかりやすいと思います。そうすると役に立たないかもしれないと思うとやる気が出なくなるというリスクがあります。しかも経験が浅いときは、役に立つかどうかが全くわからないわけで、そこでまずは人気のある方法、人のレビュー、周りのやり方、雰囲気、のようなものでいわゆるマジョリティーになろうとするのが世の常なのだと思います。

私もこうやって日々、誰が読んでいるかわからないブログを続けていますが、役に立っているか?と言われたら「いやそれはもう役に立ってますよ」と答えます。特に役に立つつもりはなかったのです。始めた当初は。ところが、後から役に立っていることがわかりました。いろんな場面でブログに書いたことを思い出してしゃべる場面があります。一度ブログに書ききっているので起承転結ができています。なので、結構な引出しができました。半年で556記事書きましたので一冊の本ぐらいにはなっているのだと思います。

しかも、毎日ブログを書くためのネタを収集するため、いろいろな情報源をインプットしているので社会の興味の推移がヒストリカルに体感できています。特にビジネスにおいてはお客様側も同じ情報源の中で生活していますので、たいてい興味の先がわかります。特にこれを狙っていたわけではなく、やってみたら役に立ってしまっていたという感想です。

このように、特に役に立とうと思って始めたわけではなく、好奇心でやってみたことが後々、利になっていくということが度々あります。したがって、例えばクラウドエンジニアの私がクラウドのことばかり毎日勉強していたら、飽きたり関心がなくなってくることの戦いになるのは、ゲームの世界と同じなのかもしれません。

 

最短距離と思われる道はレッドオーシャン

たくさんの人々が、自分が周りの人に遅れないようにしたいし、できれば勝ち組になりたいと思っているはずです。競走に勝つためには最短距離を皆が探します。したがって、最短距離とたくさんの人々が信じる道は、競争相手があふれています。人数が多ければ競走は熾烈です。いわばレッドオーシャンの世界です。

一方で、プロゲーマーしかりですが、はじめは誰も見向きもしない分野があります。で、それは好奇心を動機として手を付けます。その分野の第一人者になろうと思って始める人はあまりいないでしょう。というのはやる前から楽しいかどうかはわからないからです。そしてつまらなければすぐにやめるだけです。いくつもの「未知で楽しいかどうかよくわからないもの」をどんどんトライするのです。そして「これだ!」と思ったものに全力で臨む。もし本当に楽しいものであれば、人が集まった時にはすでに勝ち組です。このような一見、回り道のような、「とにかく道があれば進み、ダメなら戻る」を繰り替えすと、周りの人にはできない発想であったり、何らかの第一人者になれたりするのだと思います。

ですから、人気があろうがなかろうがとりあえずやってみて、自分にフィットするのならば本気で取り組み、フィットしないならやめちゃって次に行けばいいのです。周りから見れば「何をやっているんだろう、無駄/無茶なのでは?」という評価を受けがちですが、それがいつ、価値に代わるかは誰もわかりません。

 

まとめ

興味があれのあれば未体験のモノ/コトをどんどんやっていく。それが回り道に見えてもあとあと自分のためになる。短時間に最短距離を狙うより、たくさんの無駄を体験すればそれが未来にどこかで自分を助けてくれる。