影響を受けるGoogle
Googleぐらい先進的な企業なら、全面テレワークでもテクノロジーで通常業務できるはず・・というのは先入観のように思われます。
Youtube界隈では、不具合が連発して困っていると聞きました。
Googleといえば、Androidの審査も遅延を発表したりGoogle I/Oのオンライン開催も取りやめたりと、IT企業の中でも特に新型ウイルスの影響を大きく受けているように見えるので、YouTubeの問題に対応する余裕もないのかもしれないですが、こういう状況が起こっておりVTuber界隈が阿鼻叫喚だという情報だけでも共有しておきたいと思います。
私のブログでもGoogle AdsenceにてGoogleとお付き合いはあるのですが、先日の振込日にちゃんと振り込まれなかったり結局振り込まれたり、みたいな体験をしました。
同じ事象を体験された方もいらっしゃいましたので引用しておきます。
グーグルアドセンス「お支払いが正常に処理されませんでした」の対処法
そして、銀行に振り込まれているかを確認してみましたら、ちゃんと振込されていました。
どうやら、グーグルアドセンスのよくあるやつですね。
「放置してたら勝手に直った」
という。
というわけで、私の今回の対処法は
「なにもしなかった」
で終わりました。
私は初めて出会った現象なので、大丈夫かな~、と言った印象です。
Googleの状況
メディアでもGoogleの状況がニュースになっていますのでまとめておきます。
Chrome
米Googleは3月26日(現地時間)、ChromeブラウザおよびChrome OSのアップデートを再開したと発表した。同社は18日、新型コロナウイルス感染症の影響でアップデートを停止したと発表していた。
停止前より遅れた改訂版スケジュールも発表した。Stableチャンネル(安定版)については、来週(3月30日の週)に現行の「Chrome 80」のセキュリティ関連のアップデートがあり、3月17日に予定されていた次期バージョン「Chrome 81」は「4月7日の週」リリースの予定になった。
Google I/O
Google(グーグル)は米国時間3月20日のTwitterの投稿で、関係者全員の健康と安全への懸念により2020年のGoogle I/O 2020の中止を発表した。先に発表されていたオンラインでのカンファレンスも行われないこととなった。
そのツイートでは「弊社のデベロッパーや社員、および地元地域社会の健康と安全に配慮し、また地元ベイエリアの各郡による屋内避難指示に基づき、残念ながら今年は、いかなるかたちのI/Oも開催しない」と述べている。
世界へ広まる在宅勤務
先週Googleは、新型コロナウイルス(COVID-19)拡大のリスクを抑制するため、ワシントン州拠点の従業員にリモートワークを推奨するメモを送った。そして3月10日、ウイルス感染拡大を受け、その対象が大幅に広げられた。同社が出したメモでは同様の措置を北米の社員に推奨している。
同社の広報担当者は、職務が許すのであれば北米の社員に家から働くよう勧めている事実をTechCrunchに認めた。また、別の地域でも同様のガイダンスを案内したことも明らかにした。例えば、現状欧州では在宅勤務を強く推奨している。他の地域は実情に応じて異なる対応となる。
Googleでも悩む、アウトソーシングの取り扱い
COVID-19が拡大を続ける中、グーグルはフルタイムの従業員に対し、在宅で勤務するよう指示を出した。
しかし、グーグルのオフィスで働いているが直接雇用されているわけではない13万5000人の派遣社員や請負業者にとって、在宅勤務は選択肢にない。
グーグルは、正社員以外が遠隔地からログインして仕事をすることを許可しておらず、該当者はオフィスに出向くか、仕事を辞めるかの選択を迫られている。
考察
一般の消費者に目に見えるGoogleと、会社としてのGoogleは全然印象は違うはずです。普通の会社で行われている大半のことも行っているはずです。そのように想像すれば、急ピッチで在宅勤務が進むと混乱が起こって当然です。
ワシントン州はそもそもオフィスでの業務を一か月間停止するよう政府から通達も出ています。
米首都ワシントン(コロンビア特別区)当局は25日、新型コロナウイルスの感染拡大防止策として、同日夜(日本時間26日朝)から生活に不可欠な業種を除く企業活動を停止するとともに、10人以上の集まりを禁止する措置を発動した。期間は4月24日まで。
かなり私たちの生活もGoogleと結びついていますので、中の人の奮闘もかなり大変なものだと想像します。一つ一つのサービスが大きな責任を背負っています。
今はイノベーションを起こすより、まずは平常時と同じサービスレベルを継続すること。しかし物理的制約が世界中でかかっています。グローバル企業は「出張ができない」が大変足かせになるでしょうし、そもそも自宅から外出すらままならない状況です。
日本に住んでいる限りにおいては、まだ上記ほどの制約は実感がないと思いますが、どうも世界ではロックダウンがスタンダードの状況になりつつあります。今、ロックダウンになった場合にどうすべきかを必死に考えることが全ての企業に求められているのではないでしょうか。
明日は我が身、です。