orangeitems’s diary

クラウドで働くインフラエンジニアの日々の感想です(ほぼ毎日更新)。



世界最大規模の先物取引所Chicago Mercantile Exchange(CME)ですらシステム障害を起こすのだから、システムに絶対はないよね

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CME Globexが全停止

米国のシカゴにある世界最大規模の先物取引所、Chicago Mercantile Exchange(CME)。今、システムが全部止まっています。

 

経緯

2019/2/27 10:48AM(日本時間)の公式ツイートです。

 ※(日本語訳)技術的な問題で、すべてのCME Globex marketsは停止している

 

 

2019/2/27 11:06AM(日本時間)に続報が。

※(日本語訳) CMEグループは技術的な問題を特定し、それを解決するために取り組んでいます。 iLinkゲートウェイを再起動すると、通常のプライマリ/バックアップ構成になります。プレオープン時間とオープン時間は間もなく公開します。

 

 

さらに、2019/2/27 12:02PM(日本時間)にお知らせがありました。

 ※(日本語訳)CME Globexのすべての市場は、09:15 PM CTにプレオープンし、09:45 PM CTにオープンします。 BMDマーケットは、CTの09:15 PMにプレオープンし、09:30 PM CTにオープンします。今日の日付のGTDを含むすべての日およびセッションの注文はキャンセルされます。承認されたすべてのGTCは引き続き機能します。

 

CTとは中部時間(CT)のことで、-600です。日本のJST(+900)とは15時間違います。ということはもう間もなくオープンするということですね(この記事をポストすることにはもうプレオープンしているはず)。

 

感想

各国の現物市場はお昼しか取引していないので、先物市場が24時間動いていることで世界的な相場変動が緩やかになっていると思います。世界の経済の体温計としてはCMEは非常に重要な役割を持っています。この規模ですらシステム停止が起こるということは、デジタル化の大きなリスクであると思います。東証が止まったときも大きな話題となりましたが、今回は世界規模・・です。

何を持って「技術的な問題(technical issues)」だったのかわかりませんが、デジタルやシステムに関わる人々は、この規模ですらシステム障害があるということを肝に銘じておいた方がいいと思います。