Windows 10を使っているのですが、かなり困った症状を確認しましたのでご報告です。おそらく本日2018/10/25時点で最新のWindows Updateが当たっている人は全員そうじゃないかと思いますがいかがでしょうか。
ファイルの関連付け変更ができなくなる現象
概要
ファイルの拡張子に対してアプリの関連付けをしても変えられない。しかも、関連付けを試すたびに、openwith.exeというプロセスが終了せずメモリを消費し続ける。関連付けするたびにメモリが減っていく。
関連付けできていないファイルについては、関連付けする手段がないので、毎回開くプログラムを指定しないといけない。
環境
Windows 10
※おそらくエディションは関係ない
2018年10月10日— KB4462919 (OS ビルド 17134.345)が適用されていると症状が発生する。
現象の詳細
1. デスクトップにtest.txtというファイルを作成します。
2. 右クリック - プログラムから開く(H) - 別のプログラムを選択(C)
3. 「このファイルを開く方法を選んでください。」という画面が出るので、別のプログラム(下記ではTeraPad)を選択する。本来ならばこれで関連付けが変更ができるはず。
4. このファイルをTeraPadで開くことはできるのですが、関連付けは全く変わる気配がありません(アイコンがメモ帳のまま)。
5. タスクマネージャーからプロセスを確認すると、「アプリの選択」が増殖しているのがわかります。一回やるたびに一つ増えていきます。
一つ当たりメモリが5MBほど浪費されていきます。再起動すると消えますが、スリープでは消えないので、関連付けしていないファイルを開くたびにメモリが浪費されていくことになります。関連付けできていないファイルは、ずっと関連付けできないままなので、毎回「アプリの選択」が出るためです。
ちなみにこの「アプリの選択」の正体は、OpenWith.exeという実行ファイルです。C:\Windows\System32直下にある実行ファイルです。
対応方法(暫定)
原因は、KB4462919というパッチにあることがわかっています。これを削除します。
設定から、「更新とセキュリティー」を開きます。
「更新の履歴を表示する」を選択。
問題の、KB4462919を探します。これが入っていれば当たりです。
このウィンドウの上部に「更新プログラムをアンインストール」とあるのでこれをクリックします。
ところが、KB4462919は2018/10/25現在、リストに存在していません。
最新の「KB462933」を削除します。
再起動します。
再起動後も残念ながら症状は変わりません。次に、同じように「更新プログラムのアンインストール」を開くと、ついにKB4462919が現れます。
もちろんこれをアンインストールします。
先ほどと同じ画面が出て、OSの再起動をします。
OS再起動後解決しました!。
ファイルの関連付けをすると、下記のように想定通り変更されます。
まとめ
特にここ最近で新しくパソコンをセットアップした人は、すごく困っているはずです。ファイルを開くときにアプリを毎回選択しないといけないですし、そのたびにopenwith.exeが増殖していってメモリを食いつぶす・・・。
困っている人がいたら教えてあげてください!!
(そもそもMicrosoftが早く修正をしてくれることを望みます!!)
追記
進展あり、というより根本的な解決方法がわかりました。