orangeitems’s diary

クラウドではたらくエンジニアの日々の感想です。

「若い女性に歩きスマホが多い、その理由はLINE」という仮説を考えた

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一向に減らない歩きスマホと、その特徴

歩きスマホ、一時期大きな話題になり鉄道各社もキャンペーンを実施した時期もありました。現在、話題としては下火なのですが歩きスマホは依然として見かけます。

最近、特に思うのが、若い女性の歩きスマホが多い点です。これは私個人の通勤ルートだけで感じる統計なので全国的に同じ傾向か裏があるわけではないのですが、少なくとも私の身の回りでは、圧倒的に女性の歩きスマホが多いです。

 

なぜ若い女性に多いのかを考える

なぜ女性、しかも若い人に多いか。LINEの存在です。歩きスマホの人は全体の流れに対して遅めに歩く傾向にあり、追い越すときにスマホの画面が視界に入る(会話までは見えない)のですが、十中八九LINEの画面が開いています。この猛暑の中通勤ラッシュ移動中に、わざわざ見なければいけない情報などあるのかと思うのですが、それは「ある」のだと思います。

それぞれの年代によって、LINEの価値は全く違うと思います。男女の違いについて客観的に語るのは非常に難しいのですが、女性のほうが属しているコミュニティーにおける自分の位置に対して敏感なように思います。すぐ反応しないと嫌われる、話題についていくとイニシアチブが得られる、など、女性社会特有のルールがあるのではないかという仮説を持っています。しかも、若い年代であればあるほど、学校のクラス仲間や部活仲間、サークル仲間など何らかのコミュニティーを形成し、これに属さなければ生活基盤が脅かされるようなシナリオも考えられ、これを見える化したグループLINEには最新の注意を払っているような気がしてならないのです。

つまり、男性より女性、しかも年齢が若いと、LINEに対する重要さがより深まり、これが歩きスマホという現象につながっているのではないかと考えます。

もちろん、男性でも同じ状況におかれたり上記と同じような価値観でLINEとつきあう人もいると思うのですが、男性のコミュニティーに対する付き合い方より、女性のほうがより繊細な気がしてなりません。これは私は男性なのである程度想像を含んだ意見ですので女性の意見も聞いてみたいところです。

 

LINEには責任はあるか

なお、歩きスマホの大きな原因がLINEにあるとして、サービス提供会社であるLINE株式会社に責任があるかということになりますが、これはもちろんあると思います。おそらくTic TokやInstagram、SmartNewsなどを見るためにわざわざ歩きスマホする人は少ないのではないかと思います。LINEなどのメッセージングアプリが出すリアルタイム通知の「移動中であるにも関わらず無理しても見たくなる」という影響力は巨大なものがあります。かつ、メッセージングアプリのうちかなりのシェアを持ってしまっているLINEというメディアには、今後社会的な責任も付きまとうと思います。LINEの歩きスマホが原因で重大な事故が多数起きたら、さすがに知らんぷりとは行かないと思います。しかし、それがもとでLINEを皆が使わなくなり、例えばFacebook Messengerに移行するようなことが起こったら意味がありません。利便性失わない形で最適化する責任が発生すると思います。今はまだLINEに責任を求められている空気は感じませんが、遅かれ早かれそうなるのではないかと思います。それぐらい、通勤時の歩きスマホは危険が多いように感じられ、また大きな事故が起こるのではないかと心配しています。

 

最適化の例

最適化の例としては、通知タイミングの調整が一つです。明らかに移動中の際は通知しないで停止が5分以上確認されたら通知するなど、工夫が必要だと思います。LINEが重要であればあるほど、反応してはいけないときに通知が悪い効果を発生させるはずです。利便性を失わない形で、通知をインテリジェンスに行う機能が今後必要になってくるはずです。例えば、電車に乗ってしまったら通知が来るとか、このエリアでは通知がならないとか、いろいろ実装方法は考えられます。歩きスマホも邪魔ですが、コンコース(駅の中の通路)の真ん中で立ち止まってLINEを見ている人も、邪魔です。エリアで規制できたら事故も減るのではないか?とも思います。いろいろなやり方はあると思うので、議論すべきと思います。

 

補足

「若い女性に歩きスマホが多い、その理由はLINE」という仮説を立てた以上は、それが正しいかどうか情報の裏取りをしていきたいと思います。私でもLINEの通知が来たら見たくなるので気持ちはわかりますし、LINEの通知が来やすい世代が特に歩きスマホしやすいので多分正しいのではないかと思いますが・・。どうでしょうか。

危ないから見るな、ではなく、危ない場所では見なくても済んだ上で、安全な場所で見たくなるようなシステムづくりこそITの力で実装すべきだと思いますがいかがでしょう。

 

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