orangeitems’s diary

クラウドではたらくエンジニアの日々の感想です。

GLTって何?ロシアワールドカップに導入されたゴール自動判定装置のこと。

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ワールドカップ初導入の技術

VARで審判が手厚くなったので審判は大幅強化、と思いきやもう一つ目玉機能が追加されていました。

GLTです。ゴールラインテクノロジーの略だそうです。

 

GLTってどんな技術?

ゴールにボールが吸い込まれたとします。

すると、主審がつけている腕時計に「GOAL」と表示されるんですって!。

テニスのウィンブルドンで導入されている技術と同じようです。

 

 

www.nikkei.com

ピッチで行われたデモンストレーションでは、ボールがゴールラインを通過すると、即座に係員が装着する腕時計型の受信機に「GOAL」の表示がされた。観客席上部に14台の高速撮影カメラを設置し、一方のゴールにつき7方向から撮影。会場内の制御室で解析された判定は1秒以内に主審に伝達する。誤差は数ミリに抑えたという

 

GoalControl-4D

今回導入されるGLTの具体的な製品名は「GoalControl-4D」というらしいです。

www.goalcontrol.de

 

ドイツの製品ですね。

システムGoalControl-4Dは、すべてのボール、すべてのゴールフレーム、すべてのゴールネットタイプ、およびすべてのカラーで動作するプレミアムゴールラインテクノロジーです。

これは、困難を極める開発と、すべての天候下でのシステムの正確なボール検出および追跡機能の無数の時間テストの結果です。すべてのフットボールタイプ、さまざまなピッチ場、さまざまなタイプのゴールネット、ゲーム状況を含むテストをカバーしました。

 

使い方

GoalControl-4Dシステムは、スタジアム屋根/キャットウォークのピッチ周りに14台のハイスピードカメラ(つまりゴールあたり7台)で動作します。

カメラは、強力な画像処理コンピュータシステムに接続されており、ピッチ上のすべてのオブジェクトの動きを追跡し、選手、審判およびすべての邪魔なオブジェクトを除外します。

残りの物体はボールであり、システムはピッチの座標系において数ミリメートルの精度で3次元のx、y、z位置を知っています。

ボールがゴールラインを通過すると、システムは公衆の腕時計に振動信号および光信号を送信します。

もちろん、そのようなゴールイベントのすべてのカメラ画像、およびすべてのニアゴールイベントの、すべてのカメラ画像が記憶され、いつでも再生することができる。

 

技術データ

目標あたり7カメラ
最大500フレーム/秒
目標検出の精度:最大5 mm

 

もしかすると、今後日本でも大事な試合では導入されるのかもしれませんね。

VARといいGLTといい、これで全体の結果はどういうふうに変わるのでしょう。注目です。

 

 

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