森友一色でネタ無し
もはや、社会は、文書が書き換えなのか改ざんなのかについて、無限ループに入っている模様なので、ブログを書くネタが大幅に不足している。文書の件は週末のニュースで土日はもうこれ一色で、月曜日になったら少し変わるかと思ったがかえって白熱している。あまりにも世の中の関心が一極集中すると、それ以外の情報が薄くなってこんなことになるのかとひとしきりため息。
はてなブックマークだって、Yahoo!リアルタイム検索だって、Googleトレンドだってどこに言っても森友問題一色だと、よし森友のことでも書いてやろうかと思うが、むしろこれだけ報道されると記事が埋もれることは確実で、モチベーションが上がらない。
さて、であれば、自分の身の回りのことを書くしかない。
予算編成
私は小さい組織だが予算を持たされている。どこの会社も似たようなものだと思うが、この時期来年の予算編成に頭を悩ませることになる。そもそもこの変化の激しい業界で、来年のことなどわかるかいなとか思いながらも、商談等々見ながら数字を埋めていく。で、ある程度数字作りも終わる。この商談を受けて、うんぬんかんぬんでなんとか達成できそうな数字かと。この段階はコミット優先で物事を考えていた。そもそも業績評価の割合が高いので、できない数字を計画で作れば自分が痛い目を見る。とにかくコミットしようということでいっぱいいっぱいだった。とりあえず戦略はあとまわしだ。数字作らないと怒られる。
でも怒られる
で、ある会議にて、この計画の話をちらっとしたところ、ある方から大目玉を食らってしまった。戦略も無しにリスキーに商談を考えている、との指摘だ。いわゆる戦略優先の指摘をされたわけだ。しかもかなり強い調子で。
即座に、以前のサイバーエージェント藤田社長の話を思い出した。
あーまさにこれやー、って思いながら、複雑な思いにかられた。コミットしなきゃしないでネチネチ怒られる。コミットしようとしたらやっぱり怒られる。なんだか怒られないといけない運命なのかー。。これって、まさに世界の中間管理職の悩みだ。
一生懸命やって怒られるって、まあしようがないことかもしれないけれど、テンションが下がるというかモチベーションが下がるというか、まあ下がったわけです。
反省
今回の件で思ったのは、情報は小出しにしたほうがいいということ。怒られるタイミングの時は、多分どちらを選んでも怒られるのだ。何かのRPGで「はい or そうです」なんて選択肢があるゲームがあったと思うがそんな時だ。おそらく、そういう選択肢を出した時点で負けが決まるんだと思う。戦略的にコミットをしているという前提を少しでも崩したら負けなんだと。
どうしても、アピールしたい性格が出て、何か修飾をしてしまおうとするがこの辺りをやめて、最低限の情報を羅列するようにしないといけないなあと思った次第。若い頃はなんでも揉めたうえで、ロジカルに勝負を仕掛けて、それをアピールとしていたけれど、ある程度権限を持ってしまうと勝負することすら非生産的に思えてきた。だってやるのは自分なのだから。なのに第三者から怒られるなんて無駄としかいいようがない。
情報は最低限に。隙を見せずに。感情は入れずに。そして地雷を踏まずに。
大人の世界は難しい。全然ロジカルな話じゃない。昔は不条理さに怒りを覚えたものだけど、最近はそれさえもロジカルに解決できたのではないかと考えるようになって、少しは自分も大人になったなと感じることもあったり。
そんな出来事でした。
もう間違えないぞー(ただし、無限ループの予感。またやりそう。。)。