orangeitems’s diary

クラウドで働くインフラエンジニアの日々の感想です(ほぼ毎日更新)。

古いパソコンを駆逐しないとインターネットが詰まる

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Windows Updateがインターネットを詰まらせる

Windows Updateが引き金となってインターネットが詰まる現象が起きてるらしいですね。

 

tech.nikkeibp.co.jp

 NTTコミュニケーションズは2019年8月29日、インターネット接続サービス「OCN」など一部サービスにおいて通信が混雑する「輻輳(ふくそう)」が発生していると発表した。同日午前8時30分頃から発生し、「なかなかつながらない」「通信速度が遅くてタイムアウトする」といった状態が起こっているという。

 同社は輻輳の原因を「Windows Updateによる予期せぬトラフィック増加」とみている。「通信設備の故障は起こっておらず、マイクロソフト宛ての通信が網内で明らかに増えている。今回に限ってなぜ輻輳につながったかは調査中」(広報室)という。輻輳が発生しているサービスは「OCN」「Arcstar Universal One L2ベストエフォートアクセス/L3ベストエフォートアクセス」。輻輳状態は徐々に回復しつつある。

 

考察

去年、ドスパラのパソコンを手に入れて、そこからM.2 SSDでストレージを最速化して思うことがあるんです。

あの、ハードディスクというヤツはもう思いっきり遅い。新幹線と自転車ぐらい違います。会社の仕事はSATA SSDでやっていてそれで何不便ないんですが、それでもM.2 SSDの威力はすごい。SATAとM.2の比では3倍くらい早いです。ベンチマークではなく体感です。

一方でインターネットから配布されるWindows Updateにしろ、AppleはiOSにしろ、ある日大容量のファイルを端末に配るイベントは日常化しているわけです。

インターネットが遅いやらMicrosoftしっかりしろなんて思う人も多いと思うんですが少し違うと思ってます。

古い端末がまだまだ世界に転がっているんです。しかもほとんどがSSDではなくハードディスク。端末とMicrosoftの配信サーバー(おそらくCDNが挟まっている)の間でセッションを張って、ちょろちょろダウンロードするわけですがボトルネックはもはや配信側ではなく端末にあると思っています。何しろ保管スピードが遅いのです。

端末側がSSD化すれば、もっと素早く配信側も受け渡せます。セッションも早く終わるから並列度も増えます。

ファストフードで言えば、なかなか注文してくれないお客さんと同じです。いくら厨房がスピードアップしても、お客さんが注文から受け取りまでスピードアップしないと列はどんどん伸びてしまう。

古いパソコンを駆逐したい、これはWindowsを売りたいMicrosoftの戦略かな?と思うかもしれないですが、技術者からすると「端末よもっと最新化して!」という叫びのように思うのですがいかがでしょうか。

 

www.bcnretail.com

 できるだけ買い替えを促していきたいところですが、計算上は残ってしまうのが実態です。しかし、この最後の330万人の方が残ってしまうこと自体、コンシューマPCビジネスに関わるわれわれの業界が抱えている課題があると考えられるのではないでしょうか。

 

新しいパソコンを買って、じゃあ何するの・・っていうことの訴求が必要ですよね。そもそも新しいパソコンを手に入れたら、これができたあれができたってどんどん膨らんでいって楽しくなるのがパソコンなんですが・・。

過去のパソコン体験と、最新のパソコンの機能差ははるかにあって、そこが全然世の中に浸透していないと思いますね。みんなこんなもんだ、と思っている水準が低い。だから買い替えが進まない。Windows 7で十分と思っている人もたくさん。

でも、最近のWindows 10ではOSそのものを半年に一度配布するような、iPhoneっぽい戦略を取り始めたもので、サイズは大容量化しています。だからパソコンの特に入出力周りは強化しないと配りきれない。

 

パソコン買うなら

ということで、新しいパソコンを買う魅力を以前書いたことがあるので再掲しておきます。

 

www.orangeitems.com

 

IT業界で、パソコンでご飯を食べている人間として、一人でも多くの人に最新のパソコンを手に入れて、人生を豊かにしてもらいたい。まさにWIN-WIN。古いパソコンで足を引っ張られるのは、Microsoftしかり、通信業者しかり、インターネットでビジネスをしている業者しかり、そしてユーザーの生産性も下がる。

何となく家電量販店に行っても、ハイエンドのデスクトップなどひっそりとしか置いてないので気になっています。この楽しさは体験してみないとわからない。