orangeitems’s diary

クラウド専任の40代インフラエンジニアが書くブログ。新規事業マネージャー。20世紀末の就職氷河期スタート時にIT業界に文系未経験で入りこみそのまま生き残った人。

デジタルについてこれない人達をどうするんだろう

 

昨日、コンビニに行ったら、レジの前でずーっと立ってる高齢者の人がいて、そのためにずっと後ろで並んでたんですよ。

何してるのかなと思ったら、小銭を財布から出そうと、延々と財布の奥を覗いて小銭を取り出そうとしているようだったんです。

昔はいましたよ、レジを詰まらせる人って。

でも、最近は流石に減ったかな、と思ったんですが未だにいるんですね。

どうなんでしょう、後ろに人が待ってる、悪いなという感覚がないのでしょうか。

結構、そういう人に気を遣える感覚って、生きるのに重要じゃないですか。

それを持たないまま、高齢になるまで来たとしたら、どれだけ人生、いばらの道だったのでしょうね。皮肉を言っているんじゃなく、本当に大変じゃないですか。周りが自分に冷たいとか、嫌われるとか、いろんなことがありそうじゃないですか。

 

いや、そうじゃなくて、本当にその時にうっかり現金の管理をミスしていた・・というふうに好意的に捉えるとします。そしたら、じゃあ何で未だにコンビニで現金を使うのかと言う話もあります。レガシーな技術でもクレジットカードはあるし、最近では様々なQRコード決済(○○ペイ)もあります。そしたら、小銭の取り扱いが難しい高齢者でももっと便利じゃないですか。むしろ、今のデジタル決済は高齢者が慣れた方がうれしいはずでは・・。

しかし、やっぱりデジタルのことなんかわからん、という高齢者はいらっしゃるんですよね。これは厳然たる事実だと思います。

例の、マイナポイント2万円分もらえる件、随分たくさんの人がやっていないらしいじゃないですか。

 

nordot.app

 マイナンバーカード取得者に最大2万円分のポイントを付与する「マイナポイント第2弾」のため、総務省が確保した約1兆4千億円の予算に多額の余剰が生じる見込みであることが27日、分かった。新規取得者が伸びていないためで、最も新しい25日時点のデータで算出すると、予算を最大限使ったとしても4割強の約6千億円が余る。使い残しを減らすため、9月末としていた期限の延長もありそうだ。

 

あと二週間で終わっちゃうというのに・・。

これって、「デジタルについていけない層」の人数そのままだと思うんですよね。

だって、一人2万円ですよ。これをもらわないっていったら、強烈な動機があるはずで、それがデジタル不適合なんじゃないかな・・と。

ちなみに、このマイナポイントにしたって、○○ペイにしたって、じゃあ便利かと言えば便利なんですが、洗練されていないように思っています。ある程度の読解力とデジタル慣れみたいなものがないと、ついていけない人が一定数いるのもわかります。

なのに、デジタル推進側が、結構強引に進めてしまった結果、あまりにも「使いこなしている人/使うつもりのない人」の差が激しい世の中になってしまったなと思います。

それを、コンビニが、1つのレジに並ばせようとするから、コンフリクトしちゃう。

もはや、デジタル不適合者はそれはそれで救うつもりなら、不適合者用レジを作ったほうがいいのかもしれないね、なんて。

 

私はどちらかといえば「現金でいくぞ派」だったんですよ、そういえば。

 

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ガラケーがスマートフォンに急激に変わったように、日本人は役に立つと分かれば乗り換えること自体はすぐにできる国民です。キャッシュレス決済に突き進まないのは、現金払いにメリットがある裏返しだと思います。世界で最も優れた現金払い国家として君臨すれば良いのであって、他国と違うことで「遅れている」というのは誤った判断ではないかと思いました。

 

いや~、2018年にはこんなことを自分が言ってたのか、と。

この後、コロナ禍がやってきて、めちゃ現金払い国家終わりますよ!と言ってあげたい。で、かなり世の中は進んだけど、この国はどうするんだろう、デジタルについてこれていない人たちを。完全に分断した上で、衝突し合って過ごしていかなければいけないの?。