orangeitems’s diary

クラウドで働くインフラエンジニアの日々の感想です(ほぼ毎日更新)。

テレワーク疲れの実際

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「テレワーク疲れって、通勤を無効化し家にずっといられるから、あり得ないでしょ。」と言う意見もアリかと思ったけど、ここにきて強めに感じるようになった。これはかなり疲れていると思う。

原因の一つとして平日家でずっと仕事して、そして休日もずっと家に居るからだと思う。七日間彼はずっとあの地点から移動してないぞ、というトロフィーがもらえそうなくらい動いていない。たまに近所に買い物に行くことはあるけれど、それも週に一、二時間くらいだ。

この、物理的位置が変わらないことをずっと続けると、気分の切り替えが難しくなる。仕事サイドから言えば緊張感が続かなくなり、休みサイドから言えば気が休まらなくなる。かつ、運動不足にはどうしてもなるので、日を浴びないことも併せて、眠りのバイオリズム的にはよろしくない。

そういった外観的なところから始まり、仕事の中身も違和感を感じている。もはやテレワークで仕事をまわすのは全く慣れてしまったので、効率の面から言えば別にボトルネックはない。むしろ自宅の方がPC環境が良かったりして、ディスプレイやキーボード、マウスなど自分の好みのものをセッティングし、そこは快適である。しかし、効率の先に考えるのは、効率しかないという世界の味気無さである。やはりどこかで、一緒に集まって仕事をすることでしか存在できないものがある。この一年ではっきりしたのだけど、緊急避難的に新しい体験としてテレワークをすることは、一つの楽しみではあった。しかしもう慣れ切ってしまったのだ。飽きたゲームカセットなのだ。その上でこのテレワークというゲームを続けなければいけないのは、精神的なストレスを生む。きっとテレワーク疲れというのはその部分なのだと思う。

だから、失ったとわかったものを取り返すために、オフィスに行きたい気持ちが日に日に膨らむのだが、オリンピックは始まるわ第五波が来るわで、よしオフィスに復帰だなんて今言った日には、判断ミス極まりないのだ。

結局のところ家を出なければ、絶対にかからないのが新型コロナだ。自分でかかるかどうかは制御できる。完全にコントローラブルなのだ。なのに、このテレワーク疲れを癒すためにだけ、オフィスに行くことには、リスクに対してリターンが見合わない。だから、もうちょっと、テレワーク疲れたままで、家に居続けようと思っている。

そういえばワクチン接種券は家に届いた。これが希望ではあるが、まだ私の自治体では接種タイミングがしばらく回ってこないようだ。もしワクチンを2回打てたら、私はオフィスについに旅立つつもりだ。やっとリスクとリターンが見合ってくる。また、そのころには、ワクチンを打ってもオフィスでマスクをしばらく付けなければいけないのか、結論も出るだろう。通勤の間はマスクするとしても、仕事しながらマスクするのは嫌なんだよな。それなら家で仕事したほうが楽だろう。メンバーともテレワークでWeb会議ならマスク無しで話ができるし。

テレワーク疲れに話を戻せば、効率の問題ではなく、エンターテイメント性の欠如だ。オフィスに行ってた頃は意外な人と出会ったりしゃべったり、おいしい物食べたり、きれいな景色を見たり、面白い話を盗み聞いたり、とにかく仕事に楽しさがあったんだ。やっぱり家の中にいたらどこにもない。今テレビもネットも面白くないのは、みんなそんな閉じられたところで出られないからだと思う。テレビ見てても昔の映像の再放送ばかりだもん。昔はみんなが好き勝手生きていけたんだなと思う。

だから、テレワーク疲れと言う言葉は間違ってないと思う。ここにあるから真実だ。それに加えて最近の感染者増の話や、海外の感染拡大や再ロックダウンの話を聴いて、ダブルでストレスになっている。

人々が我慢できなくなって、どんどん外に出ている気持ちもわかる。むしろ日本人は頑張ってると思うから、その疲れが今になって、オリンピックを前にして発出する、よくわかる。

私はもう一段それでも我慢するつもりだ。ヘトヘトでバテバテだけど、完走してみたい。このテレワークマラソン。もう38キロ地点くらいまで来ているはずだと思うけどどうなんだろうか。未来に「わたしは乗り越えたよ」って言いたいから。