orangeitems’s diary

クラウドで働くインフラエンジニアの日々の感想です(ほぼ毎日更新)。

三度目の緊急事態宣言で人々が求められていること

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緩んだのか、と言われると少し違うような気がして。どちらかというと、マスクつけてさえいれば昔と似たような感じで生活できるよ、みたいな暗黙の了解が共有され、その中で人々が、新世界を生き始めた。しかし、ウイルスの方は進化していて、マスクつけているだけでは人々の感染機会は減らせず、じわじわ侵食し今に至るという理解をしています。

去年(2020年)の春については、全てが止まるという表現が近く、何してもダメな気がして人々は急に足を止めることができました。しかし二年目の今となってはあのときのように足を止めてはいられず、とにかく人生を、社会を、経済を進めていくべく、とにかくマスクありで、日常に戻り始めたという大きな違いがあります。

この状況で緊急事態宣言ということは、そりゃ、我々の思っていた日常というのは、ウイルスを甘く見ていたということにほかなりません。自分の周りでは起こっていない人が多く、自分にはかからないのではないかと勝手に判断し、どんどん行動範囲を広げていった結果です。去年のウイルスはそうかもしれないけど、今年のウイルスは違う、みたいなことが最近になって有名になり、怖いなと思いつつも日常が始まってしまったので自分一人の判断では止められない。そんな社会状況が今です。

次の緊急事態宣言では、行動変容が求められるそうです。一人一人が、昨日とは違う行動をしないといけない。そのためには、企業がテレワークをもっと徹底させないといけません。ニューノーマルでの最適解は週2オフィス、などとお高くとまってはいけません。去年の春にやったように、全面テレワークを生産性を犠牲にしてでも決断しなければいけません。自分自身でオフィスやテレワークを選べる人は少なく、きっと経営レベルでどの会社も進めていかないと、行動変容は無理でしょう。

少なくともオフィス出勤を減らせば、大いに電車は空くので、感染スピードは減るのは当然だと思います。それぐらい、ここ最近の電車の混み方はコロナ前の7割くらいまでは戻っていました。どこかで、マスクしてるし、換気もされているから大丈夫だろうと油断していると思われます。そんな甘くはない。ここから何もしなければ、電車の中に潜むウイルスの量も激増するのは自明の理です。

私自身もできることはやっていくのですが、実際テレワークに切り替える以外は、そもそもインドア派でもあり飲み会も全く参加しない方なので、個人的にはあまり影響を受けていない方だったりします。どちらかというと、アクティブに振っていた人がいらっしゃるんだろうな、と。去年の春は電車がガラガラでしたから、あのレベルまで日本の人たちが今から持っていけるのかどうかに関心があります。

リモートで働くことについては、去年と今年でノウハウも設備も全然違っているはずです。それらを今こそ、皆でいっぺんに活かし、少々の不便があっても外には行かない。期間限定で人々の往来を減らせば、また去年の初秋ごろの平穏さが戻ってくるんじゃないかななんて思っています。もう一度できれば、今度はワクチンの方も間に合ってくるのでは、とも思います。

一番の懸念は、「もう、戻りたくない」と、人々の節制ができなくなることです。路上飲みなどの現象も聴いていますが、「新しい日常」という言葉はかえって、対策の妨げになります。「緊急な状況」ですから、日常を我慢しなければいけないということになります。

このように、理路整然と考えればやるべきことはシンプルなのですが、本当にすべての人々が実行に移せるのかどうか。去年は、国民全員への給付金の件もあり、全国民が足をそろえたために夏・秋に収めることができたのですが、今回は宣言だけで突入するのでしょうか。あまり政治に期待はできませんね。給付金がなくても、それぞれの人々が本当の日常を取り戻すべく、いったん、全員で我慢をすることを私は期待しています。