orangeitems’s diary

40代ITエンジニアが毎日何か書くブログ

Twitterのスーパーフォロー機能に物思う

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Twitterにまた機能が加わるそうです。スーパーフォロー、ですって。

 

nlab.itmedia.co.jp

「SUPER FOLLOWS」はファンがクリエイターやインフルエンサーを直接支援できる月額サービス。金額は被支援者が指定可能で、料金を支払ったサポーター(=Super Follower)に対する特典も付与できます。

 

この手の、ユーザー同士でお金を動かす仕組み、流行してますね。ついにTwitterにも導入か。

以前、私もnoteを少しやった期間があって、有料記事をかなり購入いただいたのを思い出します。コンテンツに対して、お金を払ってもらうというのは嬉しい事ではあるのですが、この費用に見合う内容をクリエイトできたのか、という観点から言うと緊張があります。どう買ってもらうか、というのは営業行為ですが、買ってもらったものが値段と見合わない場合は、これは失望をお金に変えているようなものです。失望は信頼を失います。そんなものはお金に変えたくないのです。

ですから、こうやって今ブログを書いていますけれども、この収益はGoogle広告から頂いています。引いては間接的には、読者の方からお金を頂いているのと同じですが、その道のりはかなり複雑なので、直接収入を頂くときほど、重くは感じません。直接の契約関係もないので、気軽に書くし気軽に読むし、そこでお金がある程度発生し、書き手(私)のモチベーションになっているのでWIN-WINの感覚です。

このTwitterのスーパーフォローのような、定期的に金額を頂く代わりに、コンテンツを提供することを約束するというのは、私のスタイルから考えると重すぎます。本業の仕事がありつつ、余力でやっていることが、金銭を交えた直接的な契約になるのは、それはもう、プレッシャーとしか言いようがありません。

逆に、今、これをネットで完結しできている人。いわばインフルエンサーやオンラインサロン運営者という立場そのものかもしれませんが、その金銭契約に対してきちんとアウトプットを定期的にできて偉いな、と思います。またそのコンテンツが価値を生むと信じ、作り続けられるその自信と信念にも敬意を表します。少なくとも私は、その価値を定期的に安定してアウトプットし続けられるだけの根拠を持ちません。

昨日、YouTubeをぼんやり見ていたのですけれども、いつもは「視聴回数」などソートし回数の多い順番にするのですが、思いついて「視聴回数の少ない順」でソートしてみたんですね。そうすると、視聴回数1回とか100回とか、いわゆるほとんど見られていないに近い動画が、それはもう大量に出てきて、しかも何とかチャンネル、までちゃんと設定し作られている。最近は、一般の人々でも、何らかのオンラインサロン的なものを開いて、創作活動にチャレンジしている。

ですが、再生回数が、ほとんどのその取り組みが無駄であることを教えてくれます。何万回、何十万回などというのはほんの、ほんの一握りです。世の中、オンラインサロン的なものが儲かるかもしれないぞ、というのでシステム側ではその仕組みづくりが進みますが、私には厳しい道のりに見えます。

いろいろネットには新しいサービスが開いているのはわかるのですが、どんなにきょろきょろしても、私にはこうやってブログに思いを書きなぐり続けるのが最適解。そして今日もオンラインサロンなどには目もくれず、淡々と思いを1500字にまとめ続けられればそれでいいな。

Twitterの機能強化で、本当に欲しいのは「広告が出ない有料月額のTwitter」なんですが、それはどうやら今回は発表されなかったみたいですね。残念です。