今日の一番の話題だと思います。
Balloonsというサイト。ちなみにBaloonsではありません。(lは二個)
お断り
今回の記事はいろいろなサイトから集めた情報からの考察です。100%確実な情報であるとは断定できません。
現在このサイトのサーバーはアクセス過多でアクセスできません。あえてアクセスしません。アクセスしたい場合は下記を参考にしてください。
この炎上っぷりだと、このまま閉鎖となる可能性が高いと思います。
なぜ騒ぎになったのか
WEB上で活動しているクリエーターのプロフィールを表示するサービスです。その集め方がどうも自動化されているとのこと。
・クリエイターのツイッターアカウントから情報を取得
・画像を抜いて
・整形して表示
というフローとの情報です。あくまでも自動化なので、かなりのアカウントが捕捉されているらしく2017年11月にサービスインして情報がかなり集まった状況で騒ぎになった模様です。
サービス運営者
ドメインはお名前.com、サーバーはさくらインターネットを使っているらしく日本人がサービスしている可能性が高いです。今回は日本人が騒ぎ出して閉鎖に追い込まれる算段が高いですが、もし海外できちんとサーバーをスケールアップしてサービスを出してきたら果たして日本の法律で規制できるものなのでしょうか。
問題点
ツイッターは日本人のユーザーも多く現在はテキストだけではなく画像や映像も共有できるようになってきました。ツイッターに閉じて利用するならばユーザーのコントロールの範囲だと思うのですが、これを全部抜かれてユーザーの知らないところで使われるのは想定外でしょう。しかも、自動化にてツイッターのあらゆる情報を抜いているとするとかなりのビッグデータとなると思います。
同じロジックで、インスタグラムでも写真を抜けると思います。画像認識についてはAIが一般的になり、例えば顔がある写真だけ抜くということもできそうです。
何しろ、SNSに何らかの作品を「公開」しているということは、他人にこれを見せるということになります。この他人がこれを悪用することもできますがこれまでは性善説に立ち「大目」に見られてました。今回のBalloonsの件は今後、同人的なコンテンツをどのように保護していくかを問いていることになります。
もっと具体的に言えば、
- SNS側(ツイッターやインスタグラムなど)の運営者が
- 同時アクセスでコンテンツをダウンロードしようとしている自動プログラムに対して
- ある程度の規制をかけなければ
- SNS全体のコンテンツを引っこ抜かれ情報処理され
- 「ユーザーの望まない形で勝手に」マネタイズされてしまう
ということになります。
もちろん、今回のサービスを企てたBalloonsは社会的な制裁を今回のように受けることにはなりますが、そもそもこれを許したツイッター側のコンテンツ管理の方法についても反省を促さないといけないと思います。