orangeitems’s diary

40代ITエンジニアが毎日何か書くブログ

一日の労働時間が増える週休3日は嫌だ

 

給料が減らないのに週休三日、なんて取り組みが一部で始まっているそうだ。

 

www.nikkei.com

給料が減らない週休3日制を取り入れる動きが広がりつつあります。週休3日と聞くと、休みが増える分、就業時間と給与を減らす仕組みを思い浮かべますが、出勤日の勤務時間を延ばし、合計の所定労働時間と給与を変えない仕組みです。働く側にとっては、収入を維持しつつ休日が増える利点があります。

 

一週間が40時間(8時間 x 5日)としてね。

これを4日間とするということは、10時間 x 4日だね。

2時間残業を毎日する分1日分休めるってことか。

9:00AMから働くとすると、8:00PMまで働くってこと?。そりゃやだな。オフィス通勤なら1時間かかって家に付くとしたら9:00PMでしょ。

そもそも、8時間働いたら次の1時間は休めみたいな法律もあるので、6:00PMぐらいから休憩も入ったりしたら帰るの10:00PMとかでしょ。

あれ、これ凄く無理のある制度じゃない?。

しかも、残業が出ている人はわかると思うけど、一日10時間働いても残業にならない。むしろ働かなきゃいけないのに残業にならない。上の例だと6:00PM~7:00PMを休憩時間に無理矢理され、7:00PM~9:00PMは稼働しなきゃいけなくなり、残業は9:00PM以降になるけど、そんなの無理でしょ帰るでしょ。

つまり、一日の長時間勤務を許容しつつ残業代も削減。その分週に3日休んでいいよ、とはなってるけど勤務時間は減ってない。

そして、3日休むためにきっと、4日間でぎゅっと作業を縮めないといけないから、1日あたりの負担というか心労も増えることになるね。

あと、有休休暇の付与日数も、4/5になるね。出勤日数が減るわけだからそうならざるを得ない。

 

絶対いやだな。

で、それはそれとして、労働時間減らしても週休4日ってできるような気もしている。私の現場での話なので、適用範囲は狭いと思うが。

生産性を上げて行けばいいだけの話。で、ずっと稼働というか、手を動かし続けることを会社は期待しているわけじゃなく、現場がまわればそれでいい。何も仕事がなければ業務に関係していれば自由にしていい。遊んじゃだめだけどね。

極論言えばその遊びの部分を凝縮すれば1日休めるぐらいの時間は捻出できそうな気がする。そして、会社は要は辞めて欲しくない。そして何か緊急のことがあったら責任持って対応して欲しい。結果、余裕が生まれたなら休んでもいい、みたいなノリを感じる。

で、一日10時間労働が標準なんて、具体的に言えば10時間机に縛り付けるなんて、生産性が悪すぎる。そんなに人間集中力持たないよ。

ということで、普通に1日削って週休3日にできないかな。そして毎日2時間の残業時間は固定残業代に含めちゃうとして、給与は据え置き、みたいな。もちろん仕事が片付いてれば6:00PMに帰ってもいい・・と。

 

働き方も随分昔と比べると柔軟性は増したけど、どうしても、時給というか、時間に縛り付けた労働の考え方は変わってないなぁ。他人が8時間かかってもできないことが、10分で出来ちゃうような世界で働いていることもあり、結果出したら帰っていいぐらいにならんもんかな・・。