orangeitems’s diary

40代ITエンジニアが毎日何か書くブログ

社内システム外注の問い合わせに書くメールを妄想してみた

 

いいこと書いてあったので、仕事モードで書きなおしてみた。

以下の記事。

 

anond.hatelabo.jp

 

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お世話になっております。

貴社社内システムを弊社にて構築する件について、お問い合わせ誠にありがとうございます。

 

本件につきまして、弊社がご提案するにあたり、ご留意事項をまずお伝えしておきたいと思います。

ご存知の通り、システム開発は要件定義から開始いたします。この要件定義で、貴社社内システムにおいて満たすべき要件を、弊社が貴社ご担当者様にお伺いいたします。

この際に、貴社ご担当者様にて要件が曖昧であったり、ご不明な点が多い場合、次フェーズの設計作業へ入ることができません。この際は、そこまでにかかった工数をご精算し、プロジェクト終了となる恐れもあります。プロジェクトの成功には、要件の確定が不可欠です。

つきましてはご提案の前提として、要件定義時に、本件の要件についてご理解いただいているご担当者様をアサインいただくことを、前提条件といたします。

次に、要件定義後、技術要件について、より貴社のご満足に叶う開発方式、アーキテクチャー、インフラ等を弊社にて選定します。近年は専門性が高くなっており、お客様にご理解いただく難易度が高まっているのは事実ですが、できるだけご理解いただけるご説明をいたします。各工程にて弊社が技術説明をお伝えする場を設けますので、その際には必ず貴社ご担当者様にご参加頂き、都度、ご了解いただきますようよろしくお願いいたします。

金額算定については、弊社における料金テーブルを根拠にお見積いたします。本料金テーブルについては、弊社のこれまでの実績を元に、かかるコストを平準化しご提案差し上げております。見積金額の調整につきましては、ご要件の大小で大きく変わることとなります。貴社予算に限度があります場合、ご要件自体をご調整いただくこととなります。

なお、本システム導入に関して、かかるコストに対してどの程度貴社の業務貢献があるかについては、弊社では算定できません。本ご提案についてはシステム構築内の完遂を目標といたします。

本プロジェクト実施において、弊社では上記の通り、工程を大切にしております。要件定義、設計、実装、テストと進みますが、次の工程に進む際は前に戻ることができません。つまり、設計時に要件の追加はできません。その他も同様です。

万が一、要件漏れが発生した場合は、本プロジェクトが完遂した後に、二次フェーズを想定しそこで再度、追加・修正を試みるのが通常です。ご留意ください。

最後に、当社は一般的なウォーターフォール開発にて、実施いたします。昨今、アジャイル開発方法も話題には上がっておりますが、こちらを採用する場合は、特に貴社にプロダクトオーナー業務、およびプロジェクトマネジメント業務に積極的に携わっていただく必要があり、貴社に取って明らかに負担が大きい形となります。ご興味がございましたら、ご提案段階でご相談させてください。アジャイル開発を前提とした場合に必要な体制が貴社・弊社間で構築可能かどうかがポイントとなります。

 

もしご興味がございましたら、本提案の作成を進めます。

その他、ご不明な点も含めお気軽にご返信ください。

以上、よろしくお願いいたします。

 

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こんな感じのリードをすればいいだろうか。

元記事筆者も、きっとこんな感じで丁寧に対応されているんだろうな。

だって、ポイントを正しくついているもの。