orangeitems’s diary

40代ITエンジニアが毎日何か書くブログ

ものごとがうまくいかないときのマインドチェンジ

 

人生というのは基本的にPDCAの連続です。うまく行かないことの原因をつぶしては改善し、そうやって年を重ねるので、きっとどんどん良くなるか、良いところで安定するはずですよね。

ところが、ある時、今までの方法がうまくいかなくなることって、あります。

PDCAをまわす、とはいいますが、まわしても太刀打ち行かない。それもまた人生っぽい。そういうときどうすればいいか、途方に暮れませんか?。

私にはやや想像できない部分ではありますが、あきらめちゃう、という人もいるっぽいです。もう流される。努力しない。結果を受け取る。完全に受動に流れきるという生き方、です。

表現してみたものの、ああ自分には無理だと。理屈じゃなく生理的にできない。最後まで抵抗してやれと思う方です。こういうときにどうすればいいか、という話です。

 

こういったものごとがうまくいかないときというのは、普段の対策・ナレッジがほとんど役に立ちません。そういうときにどうするかというと、

「やってはいけないとされていることを逆にやってみる」

です。

これ、面白いですよ。うまくいかない原因は、どこかに勝手に自分でやってはいけないと決めていたこと、にあることがよくあります。

うまくいかないと悩んでいるときは、たいてい経験を思い出して悩みますよね。どうやって過去切り抜けたっけ・・と。ただ、それは実は無意識的に誰でもやっていることなので、わざわざ思い出して書き出しても、有効な対策にならないことが多いです。

自分の脳のキャンバスに書いてあることじゃなく、その外に突破口があることが多いです。

誰かに相談する、というのは一つの有効な方法ですが、何かにぶつかる度に人に相談するというのは、これはまた感心しません。まずそういう相手がいるかどうか、ということ。また、相手が相談相手としてふさわしくない可能性。そして、自分がうまく相談できないかもしれない可能性。あくまでも、補助手段として考えた方がいいと思います。相手も責任が取れませんから。できるだけ自己解決できることが、手っ取り早いし、自分が選んだことなので、納得もできる。

自分の中にあるライブラリーの中に「やってはいけないとされていること」という禁断リストが、人それぞれにあるはずです。それは未経験かもしれないし、過去やっていい印象がないかもしれない。しかし、そこにあまり、なぜやっていはいけないかのエビデンスがないこともあります。何となくの印象や、ネットで誰かがそう言ってたから、みたいな思い込みということがよくあります。

もちろん、やってはいけないこと、の中には、本当にやってはいけないこともありますから、それはモラルが必要のでご注意ください。

 

何かのきっかけによって一度またうまく行き出すと、本調子に戻りますからいつもそんな、危険そうな禁断リストを眺めている必要はないです。あくまでも、抜け出すきっかけ、です。新しいことを始めるきっかけにもなりますから、おぼえておくと良いと思います。