orangeitems’s diary

クラウドで働くインフラエンジニアの日々の感想です(ほぼ毎日更新)。

怒ったら負け

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人に対して怒りを見せるというのは、コミュニケーションの方法としては相当「レベルが低い」です。

 

anond.hatelabo.jp

 

怒鳴ったら負けです。

だって、上司と部下、お客さんと営業、どんな関係かは知りませんが他人同士じゃないですか。他人相手に強圧的な感情表現はそれだけでもう暴力でしょう。

内容がどうかに関わらず、暴力を受けた側は精神的に傷が付きます。その強圧さでそのときは無理やり飲ませたとしても、次に待っているのは拒否反応ですよ。正しいことを言っても聞き入れてくれなくなる。耳に蓋をする。なぜかというと、人に怒りをぶつけるようなアンガーマネジメントができない、幼稚な人格であったことを露呈しているから。相手が部下でも侮蔑されたら終わり、関係性を通り越して見下されてしまいます。

仕事の能力なんて関係ないです。人間関係における信頼や不信の力を甘く見てはいけない。だからこそ怒りは最悪の手段。怒りは相手の人格を傷つけることを明示的に実行すること。人格には触れてはいけない。仕事上、叱らないといけないとしたら、その結果に対して、事実に対して問い詰めるべきです。怒るのではなく、事実に厳しくあたる。冷静に、それでいて明確になぜいけないかを淡々と話せばいい。もし処分が必要であれば静かに伝えればいい。それだけの権限を持っていないとしたら、権限を持っているひとに上申すればいい。怒りを見せるのは、弱点を晒しているのと同じです。対立するのなら、弱点を見せるのはもってのほかでしょう?。

管理職になったりマネージャーになったりして、部下ができると勘違いして自分が偉くなったような気分になりがちですが、これが怒りを誘発するのは間違いないと思います。思ったようにならないときで、明らかに他者に原因があるときに怒りの感情を経験します。そしてその是正までが自分の仕事だとすれば、その怒りと修正のベクトルが同じ方向に向く。注意しなければ、そのまま発散してしまう人もいるかもしれません。

しかし怒りを発散された部下は溜まったものではありません。またやってるよ。あの人怒ってるよ。そのうち人々は上司を軽んじるようになります。むしろその怒りに対して論破してやろうかと反発する人も現れるでしょう。なぜなら、怒りを向けられたことそのもので被害者として成立するからです。被害者である強みを持ってしまえば、あとはそれを利用していろんなことを企てる。同調者が出ればもはや風前の灯火です。どんなに仕事ができても、その現場で仕事をすることが許されて無くなります。なぜなら、怒りを発散したことを、誰もが目撃しているから。

さて、じゃあ管理職はこの怒り、どこに持っていけばいいんでしょうね。

これは実は答えがあります。管理職である時点で十分な権限を部下よりも持っているのです。それを十二分に利用すればいいですよね。仕事の割り振りから部門の行動計画、評価まで自由自在。怒りを見せてはいけませんよ。飄々としていればいいんです。そして行動を起こす前に見破られてはいけない。さっと、やる。着々と、やる。どんなやり方でも誰にも考え方を明かさなければ結末は導き出せます。

普通に信賞必罰で、部下の仕事ぶりを見ながら権限を行使していけば、怒る自分はだんだんと穏やかになっていきます。だって、方法なんていくらでもある。そう思えば、小さい子供みたいにすぐに結果が手に入る必要はないでしょう?。

ということで、なんだか怖い記事になってしまいましたが、特に若くして昇進してしまった人に圧倒的に多いですこのケース。せっかく能力があって昇進したのに早々にこの手の話で潰れていく人を見ています。

ま、場合によっては、部下全員が本当に救いようもなく味方にならず、会社に言っても代わりはいない、みたいな詰んでいる状況もありますが、そんときは孤軍奮闘するか転職するかのどちらかしかないとは思います。それでも怒っちゃだめですね、何のメリットもない。