orangeitems’s diary

クラウドで働くインフラエンジニアの日々の感想です(ほぼ毎日更新)。

コロナ後の椅子取り競争はもう始まっている

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十月。初日の一日は台風が接近しノーゲームとなり、四日月曜日は天候も良くいよいよ社会が動き出しました。緊急事態宣言が過去のものとなり、新型コロナ感染者数はいよいよ減少し、現在社会はリスタートした直後という様子です。

この長いコロナ禍の中で意外と転職した方は多くて、長い歴史の中でも特異な状況だった期間に人生の転機を迎える様子が散見されました。

環境や世の中の考え方が激変して、それを逆に利用し、よりよい選択をしていくというのはたくましいな、と思います。

私などは、この一年半、止まっていた感はあります。オフィスに行かずに働くという経験を経て、失ったものもたくさんありますし、その一方で得たことも少しだけあります。失ったものは時間と経験、でしょうか。もし平常時ならばあれやこれやできたことが、ほとんど停滞しました。一方で在宅勤務という文化が強制されそのなかでデジタル技術を通じて仕事を継続できたことは、今後の発想を柔らかくします。絶対に現地に行かなければいけないという考え方は思い込みだし、一方で在宅が長くなることで精神がどう変化していくかも勉強になりました。

さて、十月に入り全てが動き始めました。ただ、複数の人と会話をしている限り、まだコロナ禍が継続しているという感覚の方も多いです。確かにマスクは付けなければいけないし、大人数を集めたリアルイベントはまだまだ開催が難しい状況です。緩和はするけれど、どこまで可能なのかは判断に少し時間が必要でしょう。

それでも、可能性として、どんどん社会が元の姿を目指すかもしれません。戻っていく場合にはコロナ禍時代の発想を捨てていかなければいけません。人を集めるということもできるようになり、旅行や外食や娯楽もどんどん推奨されていく。この流れはこの一年半とまったく逆の流れで、かつ行けると判断したらどんどん加速していくものです。

コロナ禍が急速な社会変化だったことは否めませんが、この後も逆の意味で急速な社会変化です。かつコロナ禍と違って何も問題が起きない限りずっと継続していくものです。

この「戻る」ということを見越して、いろいろと停滞していたことが次々と再開されることを見据えると、今日の今日から競争が始まったと考えるのが適当です。本当に戻り切った時には現時点で動き出した人が先に椅子を占有しているのです。たいていの人は戻りきって周りの人が動き出したのを見てからどっと動き出すのですが、競争の側面から見ると遅すぎるのです。戻る可能性が現実的になった時点でどんどん手を打って、そして万が一当てが外れた場合は撤退する動きをしなければいけません。

具体的な提案としては、まずはオフィスに積極的に戻ることをお勧めします。週5日全部戻る必要もありません。週に二日でも三日でも、できるだけ戻ってみたら社会の変化を感じられるでしょう。エレベーターがいつになく混んでいたり、電車に乗っても雰囲気が明るめだったり、街の交通の量が多くなったりと、これは実は私が今日感じた変化なのですが、在宅でネットばかり見ていても気が付けないのです。

仕事をしていくというのは、社会のニーズに応えて対価を得る、と言い換えられます。この社会のニーズが今日を境に変化していくとすれば、この変化を肉眼で確認し、体験し、発想を得ることは特に今の時点で大事なことです。

完全に変わった後では、変わったということを伝えるメディア記事やテレビニュースが流れるのでしょうが、もうその時点では、変わったことを察知し準備し対応した側にまわっていないと、競争に勝てません。まだ社会がしびれている今こそがチャンスと言えます。

宣言が明けました、じゃあすぐいろいろ始めましょう、というのは性急じゃないかという懸念もあるでしょう。しかし、全てが確定する前に準備は始めなければ、先に準備を始めた人に総取りされてしまうのが現代の特徴です。

椅子取り競争はまだ始まったばかりです。まだ世間の戻りは鈍い様子です。動くなら今です。まだ人々が様子を見ている隙に、活動開始、と行きましょう。