orangeitems’s diary

40代ITエンジニアが毎日何か書くブログ

体調が慢性的に優れない人へお勧めしたい ウォーキングのすすめ

f:id:orangeitems:20211005214012j:plain

 

若いときに比べ体調が今一つ優れないな、という方は多いのではないでしょうか。眠りが浅かったり寝付けなかったりという睡眠の悩み。ご飯や飲み物がおいしく感じないという食の悩み。風邪も引いていないのに寒気がしたり、関節が痛むなど、若いときには感じなかった色んな体の異変を感じるようになります。

私もそのような時期があったのですが、これらの様々な異変を乗り越えた方法が、ウォーキングでした。ウォーキングと言ってもスポーツウェアを着るのではなく、完全に普段着です。靴が運動靴くらいな違いです。いたって普通の格好で歩き出し、そして12キロの道を毎週歩くのが日課になっています。これをもう4年続けています。

12キロ、というと都会であれば街を何個かスルーできるくらいの距離です。到着地点を人に話すと「え?!そこまで歩いていけるの?!」とびっくりされますが、歩いている時間は3時間30分ほどです。それだけの時間があれば驚くほどの距離を歩けてしまうんですね。

ただ、この4年間で、ウォーキングするにしてもお勧めのやり方がありますので、ポイントをまとめていきます。

 

 

①片道ウォーキングのすすめ

遠足や登山などを想像して頂ければわかると思いますが、行きより帰りのほうが足が重くなるんですね。これは行った道を戻ってるからです。せっかく進んだのに、同じ距離を戻るのは私は好きではありません。さっき見た景色をもう一度見るのもね。ですから片道ウォーキングのすすめです。12キロ、とにかく進むんです。進んで進んで遠くまでいく。それが楽しい。

そして、帰りは公共交通機関で帰るんです。疲れてますから。電車でもバスでも構いませんが、疲れてるんですから乗り物で帰りましょう。

遠くまで行き、帰りは省略する。これがまず、楽しむポイントの一つです。

 

②ふたりウォーキングのすすめ

ひとりで歩くと、しゃべりませんよね。

はじめは楽しいんですが、3時間30分ずっと歩いてると、脳内の会話もひと段落してしまいます。

ふたりで歩くと、延々と話が続きますし、疲れているときや話題のないときは歩きに集中しても構いません。そのうち景色が変わるので話題は勝手に降りてきます。

旅番組などでも思いますが、歩いているうちに心が開いていくんですね。

もし結婚されているのであれば一緒に歩くとか、お子様と歩くのもいいかもしれません。話に夢中になっていると、いつの間にか数キロ過ぎていたりもします。

 

③ゴールはごちそう、のすすめ

ウォーキングはいつも決まって朝に出発します。朝は涼しいし、人も少ないのでウォーキングにはピッタリです。朝の引き締まった空気も良い。

で、朝出発すると、ゴールはちょうど昼なんです。8時に出たら11時30分ごろに着く。おなかが減りますよ。12キロも歩いたんですから、何を食べてもおいしいのです。

ゴールにごちそうを置くと、ウォーキングのモチベーションも上がります。だからゴールを都会に置くと、さあ食べるぞーとなります。

それではダイエットにはならないのではないか、という話ですが、実は毎週ウォーキングをやっていると体が燃えやすくなります。太りにくい体質も手に入るので一石二鳥で、その上この日ぐらいはご飯を多めに食べても燃えますから、いいことばかりです。

次の日は筋肉痛だったり、体が重かったりしますが、その分体も燃焼していますから、実は運動しているときだけに効果があるわけではないんです。

そして、その燃焼こそが、ふだん、体調を劇的に良くしてくれるヒミツでもあります。

 

④冒険のすすめ

12キロとはいいますが、どのようなルートを作るか。これは歩き手に任せられています。好きな風に歩いていいんです。普通の生活をしている限りは、お住まいの半径一キロ以内ぐらいしか詳しくご存知ないはずです。そこを超えましょう。超えたら何があるか、これは冒険です。ルートはGoogleマップを使えば作れます。ごちそうのある駅前を目指しだいたい10キロくらいの距離であれば完成です。でも歩いてみたらわかると思いますが、いい道もあれば悪い道もあります。

これを毎週やっていると、視野が広がってきます。最終的に素晴らしいウォーキングルートを自分自身で作ることができます。

私も初めのころはいろんな道をいったものですが、結果的に3つのルートを見つけ出し、愛用しています。

知っている道を歩くとあまり脳を歩くことに使わないので、会話に集中できます。また知らない道を歩くといろんな景色や場面があってゲーム感覚で進めます。どちらにもいい点があるので、使い分けながら毎週のウォーキングを楽しんでいます。

 

⑤お昼寝のすすめ

疲れて、おいしいご飯も食べて、家に帰ってくると眠たくなります。

そこで2時間くらい寝てしまうのです。

もう、すぐ寝られますよ。

その眠りの深さって、普段の生活の眠りにはない感覚ですから、一度経験してみると良いと思います。

子どもの頃はよく眠れていたと思うのですが、公園で遊んだり部活をしたり、授業で体育があってハードな運動をしたとか、子どもって結構運動させられているんですよね。

大人になると、ずっと椅子に座った仕事をしたり、電車や通勤ぐらいしか体を動かす機械が無く、負荷が少なすぎるので、体が休むことをサボるんじゃないかと思っています。

ウォーキングで、眠りを思い出せるのです。

 

>>

 

体調が慢性的に優れないことの原因は、運動不足であったりデジタル依存で液晶画面を見続けたりと、生活習慣によるものが大きいと思います。

でも、ランニングや筋トレなどは、私は負荷が強すぎて長続きできる気がしません。

ウォーキングって、結局おさんぽですから、一歩外に出た瞬間から始められるんです。そして、はじめはゴールも決めずテクテク歩いちゃえばいい。そのうちわかるはずです。お、これは全然歩けるんだな、自分の体もまだまだ動くぞ、と。

だんだん、歩くこと自体が楽しくなっていきますから、まずは一度お試しいただきたい。そしてこれ、お金が一円もかからないのです。こんなに楽しいのに。健康にもとてもいいのに。都会は楽しいことがあるとすぐお金がかかるのですが、唯一と言っても過言ではないほどの例外がウォーキングだと思います。

そして何度も続けると、だんだん、12キロの道程をこなしても、翌日響かなくなってきます。体自体がウォーキングに慣れていくんです。その頃には慢性的な不調が改善していくのが体感できると思います。私はそうでしたから。

ウォーキング、お勧めです。