手当が厚い会社
昔、家族手当の厚い会社に働いてたことがあって、私の結婚タイミングが早いこともあって得をしてたように感じていた。妻帯者ってだけで数万の手当がもらえて、結婚してなければもらえなかったわけだ。子供ができればまた増額される。
一見、福利厚生が良いみたいに思えるけど、よくよく考えたら、結婚するしないで同じ仕事をしてても給料が違うって何なのと。ある意味差別のような制度だったような気がする。
今でもあるのかなと思って調べてみたら、まだあるっぽい。もう2021年なのにね。
後、この手当ってからくりがあって、賞与の算定、つまり基本給×〇か月、ってときの基本給に入らない。だから、賞与を抑える効果があるんだよね、この手当って。
だから手当の多い会社って一見良さそうだけど、賞与が抑えられるので注意した方が良いと思う。月給を多く見せたいときのテクニック。
勤務時間入力が二種類ある
私、客先常駐してた期間が10年少しある。で、他社に普通に席があって、そこで仕事をして帰るのですが、変えるときに勤務時間をパソコンで入力するわけです。その常駐してた会社のシステムで。
その上、エクセルで自社の勤務表ファイルを作り、二重に入力しなければいけなかった。つまり、客先も協力会社の勤務時間を記録してたし、自社も勤務時間を管理してた。
アホらしいなと思いながらずっとやってたけど、もっとひどいのは、客先と自社で時間が違うパターン。客先での勤務時間の数字が多すぎて、「ごめん、自社の勤務時間、超過分は次の月にまわしてくれよ」なんてことが日常茶飯事に起こっておりました。
で、表帳簿と裏帳簿みたいになって、また管理表も、表管理表と裏管理表ができる始末。何かそれを、マクロで自動計算して差分を求め、次の月の調整に使うとか、平気でやってた気がします。
私は今は客先常駐の世界から足を洗っておりますが、多分今でもそういうことやってる現場はたくさんあるんだろうな。そもそも客先がSESの勤務実態把握するのってグレーだよなとは思いますがね。
管理職、残業無し
ほんと、誰が考えたんでしょうか。何で管理職って残業代ないんでしょうね。管理職は自分を管理する人はおらず時間を自由に使えるという建前が当てはまる職場ってどれくらいあるんでしょうか。結局部下の手前、遅刻したり早退したりはできないじゃないですか。しかも勤務時間は普通に付けさせるので、うそつけない。
管理職は、残業できないようにビジネスをコントロールできるから、残業して時間を失うのは自己責任よね、とでも言いたいのかな。
だから私の場合は、嫌でも残業しないように仕事を組み立てているけど、そもそも定時の時間拘束ですら矛盾しているように思うんですよね。
ある意味、完全な裁量労働について考えるなら、一日8時間働かなければいけないところも外してほしい。
何か、残業代無しの定額制=管理職、みたいな制度になってしまっていて、会社によっては、部下も大していないのに管理職扱いされ、重い責任だけ持たされて長時間労働にハマる人もいると思う。
いやほんとに、管理職、残業代いる。
飲み会の費用自分持ち
コロナ禍の前から、飲み会なんて一度もやってないからいいんだけど、昔の話。
部門で飲み会やら、常駐先で飲み会やら。いっぱい飲み会がありました。
で、「行かない」って言うとめちゃめちゃ現場の和を乱すので、行ってましたよ私も。全然楽しくなかったですけどね。お付き合いというやつです。私自身、多人数の飲み会は好きではなく、うるさいだけだと思ってました。ただ、現場にいるためには必要かなと。
で、我慢してニコニコしてるのはまだいいとしても、なぜかお金は自腹でした。あれ、目的は仕事なのに、なんで自分でお金出さなきゃいけないんですかね。
そうやって思ってたので、結局自分がマネージャーになったら、部署の飲み会全然やってません。あれって、マネージャーがやろうと言わないと誰もやらないもんなんですね。つまり、誰も参加したいとは思ってなかったってことですね、多分。
・・・というのも極端な意見ですが、仕事で必要なら経費だと思うんですけどね。
飲むのが好きな人は勝手に行って自腹で払うのはこれは自由です。
男社会
学校の間は男女1対1の比率で、優秀な人も男女それぞれにいたのに、社会人になって二十数年経ったら、周りはいつの間にか男性ばっかりですね。
会議に女性がいることがほとんどない。
そもそも男性の多いIT業界だからというのもあるけど、年々良くなっていくかと思いきや全然その傾向はない。
女性が社会で活躍するには、まだまだかなりの乗り越えなければいけない課題がたくさんあるのはわかりますが、現状、すごくひどいなと思ってます。
何かいろんな文化やしきたり、古い価値観がこんがらがって、結果シンプルに男社会になっちゃてるなって。男性の私が言うのもなんですが。
昔のことをいろいろ思い出しながら書きましたが、まだまだたくさんありそうです。法律だから仕方ない、っていうような慣習や決まり事ってほんとやめていかないと。また思いついたら書きます。