orangeitems’s diary

クラウドで働くインフラエンジニアの日々の感想です(ほぼ毎日更新)。

ほんと言葉には気を付けた方が良くって

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色々モノを言うタイプの人っていますよね。歯に衣着せぬというか。思ったことはズバズバ話し本音を隠さず。そう言った方って聞いてて面白いのである時期には人気者になれたりもします。学生のときのクラスの人気者など。でも長い間社会人やってるとわかりますが、言いたいことをバンバン言っていくとそのうち、言いたいことも無くなってきます。昔は元気よかったのに、最近は丸くなったね、みたいな。

で、この元気な時にいろいろ無防備に、誰かや会社の悪口などをその場のノリでしゃべって、それは一部にはウケるのですが、一部の人々はとても立腹したり根に持ったりするというのも日本社会の特徴だと思います。自分が知らない間に、自分が話したことの断片的なことで実は恨みを買っていて。そこで戦いが起こるならばまだしも、不協和音さえ相手は出さず。そして時は経ち。

その後、もう自分はそんな、率直な発言はしないよ、なんて思った矢先に、昔に言ったことを根に持たれ、ふいうちのように何らかの不利益を返されたりします。あの人が好き、あの人は嫌い、みたいなことって実は自分の知らないところで発生していますが、コントロールするのは実はものすごく高度なことだったりします。

だから、仕事をするときに自分が発現する内容に、日々、不備がないかを絶えず、はじめのうちからチェックする姿勢でいるべきだと思います。目の前の集団に対しての冗談が、実は背中で聴いていた人が曲解し、あらぬイメージを持たれたりする。そんなのしようがない、と思ってもその曲解した人が後になって権力や、キーパーソンになるかもしれません。それを後になって、良い方向に向けようとしても、時すでに遅しです。

全ては時間と経験の積み重ねであり、ちょっとしたことでも、気を緩めてはいけません。ここは飲みの席だからとか、社内だから遠慮しなくていいだろう、なんてことは一切当てはまりません。何を自分が語ったかの連続で、将来の自分の評価は自然に決められていきます。

評価を決めるのは直接は上司なのかもしれないし、もしくは何らかの営業成績なのかもしれませんが、これに対して妙に影響力を持つのが「評判」です。同僚かもしれないし顧客かもしれないし、誰が何を言い出すかあいまいな存在です。彼らが将来的に自分の評価を決め得るのなら、そこで自分が何を発言するか、語弊がない表現を選んでいるか、ネガティブに取られる可能性はないか。会社にしろそうではない組織にしろ、気を抜いたら負けのように思います。これに気が付いたのが残念ながら四十過ぎてから。人の魅力は昔は、面白い事を言うとか人を笑わせられるとか、そう言ったテクニカルな話と思っていた節が自分にもありました。しかし、今になって思えばそれは、短期的に人の興味を惹くだけの話で、本当に人気が出るのは、常に人を傷つけない配慮を持ち、穏やかで、誠実に話をしてくれる人だと言うことに遅ればせながら気が付きました。

毎日の暮らしで、そんなに発言に気を付けて過ごしていたら、気も抜けない。疲れる。そういう感想を持つ方もいらっしゃるかもしれませんが、私にしてみたら、業務時間外に勉強することの方がよっぽど大変で骨の折れる作業と思います。それよりもただただ、相手の立場に立って、配慮のある嘘のない誠実な発言を心がける。この方がよっぽど人の信頼を勝ち取ることができ、より良いチャンスを得るポイントになるのではと思うのです。

感情に乗せて配慮のない過激な発言を連発したり、ウケをねらうあまり誤解の起こりやすい表現を好んで使ってしまったり、そういった負債は、後々になってツケを払わされます。油断大敵です。